メジャー挑戦が決定的な広島・鈴木誠也 松井など強打者のNPB最終年の成績は?
広島カープ・鈴木誠也(二松学舎大附出身) ※写真は2020年春季キャンプより
2022年シーズンからメジャーへ移籍する可能性があることが大きく報じられている広島カープ9年目・鈴木誠也(二松学舎大附出身)。これが実現すれば、同世代・大谷翔平(花巻東出身)に続き、1994年世代から2人目のメジャーリーガーが誕生することとなる。
そこで今回は、メジャーで活躍した松井秀喜氏(星稜出身)と現在奮闘している筒香嘉智(横浜出身)の2人の強打者のNPB在籍最終年の成績と比較してみたい。
・鈴木誠也
127試合出場 打率.322(426打数137安打)
38本塁打 87打点 出塁率.436 長打率.650 OPS1.086
・松井秀喜
140試合出場 打率.334(500打数167安打)
50本塁打 107打点 出塁率.461 長打率.692 OPS1.153
・筒香嘉智
131試合出場 打率.272(464打数126安打)
29本塁打 79打点 出塁率.388 長打率.511 OPS.899
現時点ではあるが、移籍などをしながらも今シーズンを戦い抜いた筒香以上の結果を残している鈴木。その一方で松井のNPB在籍最終年の活躍ぶりは凄まじいものであり、その域には達していない。だが、鈴木も今シーズンの結果は引けを取らない成績を残せているのではないだろうか。
正式な発表はまだされていないが、もし来シーズンからメジャーへ移籍されるのであれば、球界を代表するスラッガーとして活躍することを願うばかりだ。
(記事:田中 裕毅)