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平安山陽(松山聖陵-徳島IS)が4勝目!高卒ルーキーとは思えない抜群の安定感

2021.08.07

平安山陽(松山聖陵-徳島IS)が4勝目!高卒ルーキーとは思えない抜群の安定感 | 高校野球ドットコム
平安山陽(徳島インディゴソックス)

 徳島インディゴソックスの高卒1年目・平安山陽松山聖陵出身)は、6日の香川OG戦で、7回1失点の好投を見せ、4勝目を手にした。

 昨夏の独自大会決勝戦で7者連続三振を奪い、評価を上げた。さらに甲子園でのプロ志望合同練習会でも好投を見せた。惜しくもNPBのドラフトでは指名漏れとなったが、徳島インディゴソックスに入団。高卒1年目からNPB入りの期待も高かった逸材だった。

 大卒ルーキーと比べるとスロースターターのスタートだったが、前半戦では6月から先発デビューし、2勝0敗。酷暑の7、8月でも好投を続け、現在は10試合を投げ、4勝2敗、防御率1.88、43回を投げ、40奪三振、8四球と高卒1年目の投手としてはかなり優秀な数字を残している。

 デビュー当初は140キロ前半ぐらいだったが、今では先発投手でも最速147キロをマークするようになり、球威面もレベルアップを見せている。

 また、19歳らしからぬ、落ち着きのあるマウンド捌きを発揮。メンタル面も強い。徳島インディゴソックスの高卒投手は次々に技量、ポテンシャル、メンタルの3要素が備わった投手が出てくるから本当に見逃せない。

 8月、9月の公式戦でどれだけアピールできるか注目だ。

(文=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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