【香川】高松商、2年生・浅野の高校通算35号で2年ぶりの夏聖地へ!<25日の結果・トーナメント表>
歓喜の輪をつくる高松商ナイン
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25日、第103回全国高校野球選手権 香川大会は決勝戦が行われ、高松商が6対5で英明を下し、2年ぶり24回目の夏の甲子園への切符を掴んだ。
試合の主導権をまず握ったのは2年前のリベンジを期し10年ぶり3度目の甲子園を狙う英明だった。2回表に一死一・二塁から7番・逢澤 杏哉(2年・中堅手)の右翼線適時二塁打などで2点を先制すると、4回表にも無死満塁から押し出し四球と2番・安西 洸晟(2年・左翼手)の左犠飛などで2点を追加。先発に抜擢された2年生左腕・寒川 航希も最速136キロをマークしたストレートを主体に高松商打線を5回まで4安打1失点に封じた。
しかし、準決勝では大手前高松との9回4点差を一気に覆し「粘っていればどこかでチャンスが来ると思っていた」と長尾 健司監督。高松商はグラウンド整備を合図に反転攻勢に突き進んだ。6回裏に5番・藤井 睦斗(3年・左翼手)、7番・末浪 佑絃(3年・二塁手)の適時打などで同点に追い付くと、7回裏には先頭打者の2番・浅野 翔吾(2年・右翼手)が打った瞬間スタジアムが揺れる高校通算35号アーチを左翼芝生席へ。さらにこの回には末浪にも適時打が出て、試合の空気は完全に高松商へと傾いた。
英明も8回表には寒川をリリーフした石河 大空(3年・右投左打・178センチ83キロ・高松市立古高松中出身)が意地のソロアーチを放ったものの、あと1点が届かず。最後は3番手の坂中 大貴(3年・175センチ74キロ・右投右打・高松市立紫雲中出身)がエースナンバーらしく最後を締め、高松商が2年ぶり21回目の大会優勝、2年ぶり24回目の聖地到達を成し遂げた。
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■大会日程・結果
第103回 全国高等学校野球選手権 香川大会
■7月25日の試合
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