【滋賀】綾羽、近江の初戦は？夏の組み合わせ決まる＜抽選結果＞

　第103回全国高校野球選手権滋賀大会(７月10日～29日)の組み合わせ抽選会が22日、栗東市内で開かれた。抽選会には参加50チームの主将と顧問(責任教師・監督)が出席。シード校の春季県大会４強の主将があらかじめ決まっていた番号の確認をしたあと、残る46チームの主将が予備抽選順にフリー抽選し、対戦カードが決まった。

　春の県王者・綾羽の初戦は国際情報に決まった。県内最多14度の夏の甲子園出場実績を誇る近江はノーシードからのスタートで虎姫と初戦を戦う。

　各地区で新型コロナウイルス対策が講じられているが、滋賀大会では７月10日の開会式で例年通り、参加する50チームのベンチ入りメンバー全員が入場行進することになった。地域の感染症専門家にアドバイスを受け、対策を講じた上で全チームが参加できると決断した。開会式時の整列は通常の横80センチから、１メートルずつに間隔を広げる。同様に縦も１メートルずつ間隔をとる。これも専門家にアドバイスを受けた上で決めた。マスクは入場行進直前に外し、開会式が終わって退場した際に再び着用する。

　選手宣誓も通常通り実施され、希望する24チームの主将が抽選し、八幡商の北浦優樹主将に決まった。「大役に恥じないように頑張りたい。(甲子園を目指す権利がなくなった)１つ上の滋賀県の先輩たちの思いも背負って堂々と宣誓したい」と抱負を語った。

　大会は球場ごとに上限数を設けて有観客で実施されるが、主催者は「一般観客用の駐車場はございませんので、公共交通機関を利用してご来場ください。なお、球場周辺の商業施設等周辺住民や商業施設の迷惑な駐車はしないでください」と呼び掛けている。

《滋賀大会各球場の上限数》
皇子山球場：5000人
オセアンBCスタジアム彦根(県立彦根)：3000人

【今大会のシード校】
綾羽
立命館守山
滋賀学園
水口東

■大会の詳細・応援メッセージ
第103回 全国高等学校野球選手権 滋賀大会

◇7月10日の試合

◇7月12日の試合

◇7月13日の試合

◇7月14日の試合