高校通算36本塁打の主砲、全国経験した遊撃手など日体大新入生は投手だけではなく、野手も逸材揃い!
小吹悠人と山下航汰
昨秋、首都大優勝の日体大。投手11名の顔ぶれはドラフト候補揃いだったが、野手19名の顔ぶれもレベルが高い。そんな選手たちを紹介したい。
【捕手】
名村 康太郎(明石商)
宇井治都 (智辯和歌山)
秋山達紀 (市立呉)
18152 (京都外大西)
梶斗海輝 (麗澤瑞浪)
捕手では3名をピックアップ。名村は中森俊介(千葉ロッテ)の持ち味を引き出した好捕手。宇井は強肩を武器に俊足走者をさせるスローイング技術がある。プロ志望届毛を出した梶もシュアな打撃と堅実なスローイングが光る。山下は高校通算36本塁打を放った強打の捕手。プロ志望届けを出しながらも惜しくも指名漏れとなった。日体大の入学野手では一番の大物。
【内野手】
黒沢孟郎(国士舘)
福井雄太 (明石商)
飯田 徹 (常総学院)
照屋寧生 (創成館)
井上隼斗 (明石商)
小関慎之助 (札幌大谷)
小吹悠人 (山梨学院)
中原雄也 (履正社)
内野手は5名紹介したい。飯田は2013年の常総学院のエースで活躍した飯田晴海投手(日本製鉄鹿島)の弟で、長打力と軽快な三塁守備が魅力。
黒沢は独特の構えから長打を量産する西東京屈指のスラッガー。小吹は1年秋から活躍を見せる大型遊撃手。強肩を生かした遊撃守備は魅力。井上は守備力の高さが注目のショートストップ。中原は打撃の幅が広く、対応力の高さは入学選手の中でも上位に入る。
【外野手】
古滝友哉 (健大高崎)
藤井康平 (高岡商)
南 大輔 (花咲徳栄)
森田 翔 (桐光学園)
池田愛登 (国学院栃木)
楢明雅仁 (富山商)
古滝は1年秋から活躍を見せる俊足好打の外野手。守備範囲の広さは一級品。藤井は2年夏の甲子園に出場。パンチ力ある打撃が魅力的だ。
南は主に1番打者を務め、2年秋の関東大会では2試合で10打数4安打の活躍を見せた巧打堅守の外野手。バットコントロールも良く、戦力として期待できそうだ。
森田は2年生のときから活躍を見せる強肩巧打の外野手で、身体能力の高さは新入生の中でも目を引くものがある。
野手陣も魅力的な選手ばかり。日体大はしばらく楽しみな時代が続きそうだ。
関連記事
◆さらなる投手王国間違いなし!日体大にドラフト候補右腕、実戦派左腕など11名の投手の凄さを解説
◆2020年の日体大の合格者がすごい!なぜすごいのかをポジション別に解説!
◆出身校が大阪桐蔭、日大三、履正社…。2019年の日体大の新入生はエグイ!