打者は硬式が多い？セ・リーグ打率上位者の中学時代の所属チーム
初の首位打者のタイトルを獲得した佐野 恵太（明治大卒）
多くの野球経験者にとって「中学で硬式をするか？軟式をするか？」はその後の野球人生に大きな意味を持たせる決断だったのではないだろうか。ではプロ野球で活躍する選手たちの内訳はどうだろうか。今回は2020年シーズンのセ・リーグの打率ランキング上位10傑の中学時代はの所属チームを紹介する。
1位 横浜DeNA 佐野 恵太（広島広陵出身）.328 倉敷ビガーズ
2位 横浜DeNA 梶谷 隆幸（開星出身）.323 松江市立第二中軟式野球部-乃木ライオンズシニア
3位 ヤクルト 青木 宣親（日向出身）.317 日向市立富島中軟式野球部
4位 中日 大島 洋平（享栄出身）.316 東海チャレンジャー
5位 ヤクルト 村上 宗隆（九州学院出身）.307 熊本東リトルシニア
6位 中日 高橋 周平（東海大甲府出身）.305 湘南クラブボーイズ
7位 横浜DeNA 宮﨑 敏郎（厳木出身）.301 唐津スカイヤーズ
8位 広島東洋 鈴木 誠也（二松学舎大附出身）.300 荒川リトルシニア
9位 阪神 近本 光司（社出身）.293 淡路市立東浦中軟式野球部
10位 巨人 坂本 勇人（光星学院出身）.289 伊丹リトルシニア
セ・リーグの打率上位10名は8名が中学で硬式野球を経験した選手で、中学軟式出身は青木 宣親と近本 光司のみだった。リーグ2位の.323をマークし2021年シーズンから巨人でプレーする梶谷 隆幸は、中学入学当初は軟式野球部でプレーし途中で硬式野球のクラブチームに入団している。
投手では巨人の菅野智之を筆頭に軟式出身選手の活躍が目立っているが、打者では硬式経験者の活躍が光っているようだ。
