News

昨季優勝の徳島ISにドラフト候補捕手、甲子園経験の社会人外野手などが加入

2021.01.14

昨季優勝の徳島ISにドラフト候補捕手、甲子園経験の社会人外野手などが加入 | 高校野球ドットコム
小山 一樹と伊藤優希

 昨年、四国アイランドリーグplusを制した徳島インディゴソックスにまたも楽しみな選手が入団した。

 まず1人目が小山一樹済美出身)だ。済美時代は高校通算17本塁打を放った強肩強打の捕手として注目され、上武大に進学したが、故障の影響で中退。その後、兵庫ブルーサンダーズで2年間プレーした。NPB指名を狙った昨年は23試合、打率.436、1本塁打、10打点、得点圏打率.346、OPS1.044と好成績を残した。

 アイランドリーグ入りする捕手の中では久々の大物といっていいだろう。ドラフト候補揃いの投手陣をどうリードし、打撃面でどう成果を残すかが、注目される。

 さらに伊藤優希駒大苫小牧出身)も入団した。50メートル5秒8の俊足を武器にする快速外野手で、高校時代は3年春センバツ出場。2試合で7打数4安打を記録し、注目を浴びた。卒業後は亜細亜大へ進学。レギュラーは獲得できなかったが、俊足巧打の外野手として存在感を示し、社会人・北海道ガスで2年間プレーした。今年は25歳シーズンとまさに退路を断ってラストチャンスに臨む。

 高校、大学、社会人と厳しい環境で揉まれてきた伊藤の存在は徳島インディゴソックスにとっては良い影響を与えそうだ。

 さらに守備センスの高いショートストップ・波間空良札幌東陵-北海学園大)も期待が高い。

 果たしてこの3人はシーズンでどんな活躍を見せるのか楽しみである。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.15

【島根】出雲商-三刀屋、大田-益田東など初戦から好カード<地区大会組み合わせ>

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.15

獨協大の新入生に専大松戸の強打の捕手、常総学院のサード、市立船橋のトップバッターが加入! 早くもリーグ戦で活躍中!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?