2メートルの大型右腕が常勝軍団へ！秋広優人（二松学舎大附）が5巡目で読売ジャイアンツから投手として指名受ける！

読売ジャイアンツに指名を受けた秋広優人（二松学舎大附）

　制服姿でも立てば、2メートルのスケール感にオーラすら感じさせる。どんな選手になるのか、ロマンに溢れる大型選手が常勝軍団へ入団した。

　二松学舎大附の注目の大型二刀流選手・秋広優人が5巡目で読売ジャイアンツから指名を受けた。記者会見では常に凛とした表情で平然としており、テレビを純粋で真っすぐ強い眼差しで見つめ続けた秋広だったが、18時40分ごろ、突然の吉報に会場はほっとした空気に包まれた。

　指名を受けた秋広も「選ばれるか正直不安でしたし、もう少し指名は遅いと思っていました。ですが、指名されたのはほっとしたといいますか嬉しいです」と喜びと驚きがあったことをコメントした。

　幼いころから野球観戦で東京ドームに足を運び、ジャイアンツの試合を見ていたという秋広。その球団に選ばれたことに「嬉しいと思います」とのことだが、同時に「毎年上位に上がる強さを感じています」とチームの強さを感じ取っていた。

　そんな秋広と言えば、先に打者として旧チームから中心選手として活躍。そして昨秋から本格的に取り組んできた投手として夏の大会は活躍。優勝はできなかったが、ベスト8進出に投打で貢献。溢れるポテンシャルをいかんなくチームのために発揮し続けてきた。

　そんな秋広は野手ではなく投手として指名を受けた。そのことに関して「ピッチャーとして評価してもらえたのはありがたいです」と語っていたが、まだ経験は浅い。ただ、秋広もそれは十分理解している。
「角度は武器になると思いますが、投手を始めて短いので、もっと練習して球界を代表する投手になりたいと思います」

　3年間見守ってきた市原監督は秋広に対して、こんなエールも送った。
「最大の魅力は体の大きさですが、投手として指名受けましたが攻守ともに柔らかい。しなやかな動きができます。少しでも早く一人前の選手になってくれればと思います」

　同校のOB・大江竜聖が今シーズンは活躍している。先輩とのリレーが実現するのか。秋広が今度は東京ドームで躍動し、都内を沸かせることを楽しみにしたい。

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