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2年生エース川口は明大で打者転向!2011年の選抜出場を果たした國學院久我山ナインのその後

2020.10.11

2年生エース川口は明大で打者転向!2011年の選抜出場を果たした國學院久我山ナインのその後 | 高校野球ドットコム
国学院久我山・川口 貴都

 甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は秋季東京大会準優勝に輝き26年ぶりの選抜出場を果たした2011年の國學院久我山ナインのその後を紹介する。

投手 川口 貴都 2年(明治大-SUBARU)
内野手 泉宮 裕樹 3年(中央大)
内野手 松田 進 2年(中央大-Honda-千葉ロッテ)2018年7位
内野手 新居 晋之介 3年(国学院大)
外野手 集貝 健矢 3年(中央大)
外野手 木村 悠人 3年(同志社大)
外野手 李 福健 2年(専修大-TOKYO METS-BC武蔵-BC群馬-カナフレックス)
外野手 亀谷 侑 3年(国学院大)

 2年生で3番・遊撃手を務めた松田 進は187センチの大型遊撃手として甲子園を沸かせ、進学した中央大では4年時に主将を務めた。大学卒業後はHondaに進み1年目から公式戦に出場。2018年のドラフトで千葉ロッテに7位指名を受けプロ入りを果たした。今季は6日にロッテ一軍の新型コロナウイルス感染、濃厚接触者13選手が離脱した代わりに一軍昇格を果たした。

 5番・投手を務めた2年の川口 貴都は初戦の九州学院戦では大会屈指の好左腕・大塚 尚仁(現読売打撃投手)と投げ合い、9回サヨナラ暴投で惜敗も熱戦を演じた。進学した明治大に最速146キロを誇るも4年秋には2度目の野手転向で打者としての道を選ぶ。法大戦では2打席連続本塁打を放つ長打力を誇示した。大学卒業後はSUBARUに進み現在も外野手として活躍中。

 7番・二塁手の李 福健(り・ぽっこん)は専修大中退、TOKYO METSを経て2015年にBCリーグの武蔵ヒートベアーズに入団し独立リーガーの道を歩む。2016年からは群馬ダイヤモンドペガサスに移籍。2019年後期には28試合に出場し40打数9安打6打点を記録した。今季からは滋賀県東近江市に拠点を置く、カナフレックス硬式野球部でプレーする。

 松田 進を筆頭に現在も第一線ので活躍を続ける2011年の國學院久我山ナイン。そして同校は昨年、夏の甲子園出場を果たすも、今夏独自大会では西東京準優勝となった佼成学園を前に初戦敗退を喫した。今秋の東京大会は一次予選を突破し本体会出場を決めている。國學院久我山の今後の躍進を期待したい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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