News

薩摩の剛腕・桑原秀侍(神村学園)、その投球は九州地区トップクラス!

2020.07.29

薩摩の剛腕・桑原秀侍(神村学園)、その投球は九州地区トップクラス! | 高校野球ドットコム
桑原秀侍(神村学園)

 神村学園の二刀流・桑原秀侍が今大会抜群の活躍を見せている。打者としては3本塁打、投手としても147キロ。そんな桑原のパフォーマンスについて迫っていきたい。

準決勝の樟南戦では7奪三振の快投。そのピッチングの部分を紹介したい。まずピッチングフォームを見ると、左足を勢いよく挙げていきながら、お尻から先行するヒップファーストをとって、内回りのテークバックから振り下ろす投球フォーム。下半身、上半身の動きが連動した精度の高い投球フォームである。ストレートは常時130キロ後半~144キロで、ここぞというときに147キロぐらいのボールで圧倒する。速球の球速、球威は九州地区の投手でもトップクラスのものがあるだろう。

 何より素晴らしいのが変化球の精度の高さ。130キロ前半の高速スライダー、120キロ中盤のチェンジアップ、110キロ前半のカーブを投げ分けることができる。

 130キロ後半だった高校2年生の時と比べると格段に球速は伸ばしており、変化球の精度は大きくレベルアップしている。打者としても高く評価されている桑原は決勝戦でどんなパフォーマンスを見せることができるのか、注目していきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.12

【春季京都大会】センバツベンチ外の西村がサヨナラ打!新戦力の台頭目立つ京都外大西が4強進出

2024.05.12

【春季新潟県大会】プロ注目右腕・茨木佑太が完封!元プロの芝草監督は素材、メンタル面も絶賛!

2024.05.08

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.07

【鹿児島】神村学園は昨秋4強の鶴丸と初戦で対戦<NHK旗組み合わせ>

2024.05.07

【山陰】益田東と米子松蔭、鳥取城北が石見智翠館と対戦<春季大会組み合わせ>

2024.05.07

【北海道】函館大有斗、武修館などが初戦を突破<春季全道大会支部予選>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?