終盤の逆転劇で東海大高輪台が2回戦突破！日体大荏原は前半のリード守れず
逆転打を放った東海大高輪台1番・田渕翔太
東海大高輪台と日体大荏原の実力校と同士の対戦となった、29日の[stadium]大田スタジアム[/stadium]の第1試合。試合は終盤までもつれる緊迫の試合展開となった。
初回の守備を無失点で抑えた日体大荏原は直後の攻撃、1番・青木玲依と2番・平瀬翔の連続ヒットでチャンスを作ると、相手の連携ミスで先制に成功。さらに続く2回には3番・河野優希のタイムリーなどで一挙4得点。序盤は日体大荏原が主導権を握った。
2回に1点を失っていた日体大荏原先発・松沼太陽は4点リードの5回、東海大高輪台2番・吉澤望と3番・福留悠大の連続タイムリーを許し2点を失い点差を縮められる。そうすると後半も東海大高輪台打線の勢いは止まらない。
8回に4番・上遠野雄飛と5番・後埜上颯人の連続ヒットを皮切りにチャンスを作ると、1番・田渕翔太の三塁打などで逆転に成功。
日体大荏原を7対5で下して3回戦へコマを進めた。
試合後、勝利した宮嶌孝一監督は、「8回のタイミングで選手たちにしっかり狙い球を伝えたところからスイッチを入れられましたね」とコメント。3回戦は日大豊山との対戦となるが、「全力で頂点を目指すだけです」と意気込みを語った。
