中川卓也(大阪桐蔭-早大)の兄・中川優ら 2014年八戸学院光星ナインのその後は?
2018年の大阪桐蔭の主将・中川卓也の兄・中川優
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
今回は、2013年4月より光星学院から校名変更した八戸学院光星の2014年、春夏連続出場を果たしたベンチ入りメンバーのその後を紹介していきたい。
【2014年夏3回戦敦賀気比戦のオーダーと進路】2対7●
1番(三)北條裕之 3年生(東海大)
2番(遊)足立悠哉 2年生(同志社大)
3番(一)森山大樹 3年生(関西学院大)
4番(二)深江大晟 3年生(東北福祉大 – TDK)
5番(右)新井勝徳 3年生(国士舘大 – エイジェック – ニチダイ)
6番(左)中崎寿希也 2年生(奈良学園大)
7番(中)新井勝貴 3年生(国士舘大)
8番(捕)馬場龍星 2年生(日本体育大 – 東京ガス)
9番(投)呉屋開斗 2年生(中日)育成
投手 八木彬 2年生(東北福祉大 – 三菱重工名古屋)
投手 中川優 2年生(大阪体育大)
捕手 千葉 諒 3年生(中央大<準硬式>)
内野手 藤田 晃暉 3年生(金沢学院大)
内野手 杉山 将汰 3年生(明星大)
外野手 高久 壮志 3年生(大阪商業大)
外野手 松本 大成 3年生(大阪学院大)
現阪神の北條史也の弟北條裕之は1年秋から1番・遊撃として試合に出場。2年秋の秋季東北大会では22打数11安打2本塁打7打点の活躍をみせ優勝に貢献した。卒業後は東海大に進学した。
2014年の選抜で大会通算700号を放った、5番の新井勝徳は夏の青森大会では打率.455を記録。東北楽天などのスカウトに注目されていたが、プロ志望届けを提出せずに国士舘大に進学した。大学では15試合に出場し、通算記録は29打数5安打3打点、打率.172。卒業後はエイジェックに進み、今季からニチダイに移籍し新天地でのスタートを切った。共に右中間を守った従兄弟の新井勝貴は勝徳と同じく国士舘大に進学した。
この試合先発した呉屋開斗は3年夏、怪我の影響もあり1試合の登板にとどまる。チームも決勝で三沢商に敗れ、4季連続の甲子園出場を逃した。中日に育成5位で指名されるも1年後に現役を引退している。
2番手として登板した 八木彬は1年夏から3試合に登板し先発した4回戦では7回1失点と好投した。進学した東北福祉大でのリーグ通算記録は12試合に登板し、3勝2敗、防御率1.89。卒業後は三菱重工名古屋に進んだ。
2018年の大阪桐蔭の主将・中川卓也の兄である中川優は3年夏の青森大会の決勝で自らの暴投でサヨナラ負けを喫し、甲子園をあと一歩で逃した。高校卒業後は大阪体育大に進んだ。
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