高橋奎二(現・ヤクルト)ら4枚の盤石な投手陣で初優勝!2014年春の龍谷大平安優勝Vメンバーのその後
左から元氏玲仁、高橋 奎二、中田竜次、犬塚貴哉
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、今回は甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
2014年の春、歴代最多の38回目の出場で初優勝を飾った龍谷大平安。4人の磐石な投手陣と、大会5試合で43得点を奪った強打の打線がひかったチームであった。特にエース・中田竜次と、高橋 奎二、元氏玲仁、犬塚貴哉の3人の左腕の安定感ある投手陣による圧巻の投手リレーが印象的で、痺れる展開でのエース・中田の投入は見応えがあった。
今回はその龍谷大平安の、2014年春の決勝・履正社戦のメンバーの現在についてみていきたい。
【決勝・履正社/team]戦オーダー】6対2 ◯
1(中)徳本健太朗 3年
2(右)大谷司 3年
3(二)姫野大成 3年
4(一)河合泰聖 3年
5(左)中口大地 3年
6(三)常仁志 3年
7(遊)石川拓弥 3年
8(捕)高橋佑八 3年
9(投)高橋奎二 2年
1(中)徳本健太朗 3年
青山学院大-トヨタ自動車
2(右)大谷司 3年
同志社大
3(二)姫野大成 3年
関西学院大
4(一)河合泰聖 3年
中央大
5(左)中口大地 3年
國學院大-島津製作所
6(三)常仁志 3年
東北福祉大
7(遊)石川拓弥 3年
亜細亜大
8(捕)高橋佑八 3年
関西大-大阪ガス
9(投)高橋奎二 2年
東京ヤクルトスワローズ
プロの世界に入ったのは9番・投手を務めた、当時2年生の高橋奎二 。翌年の2015年ドラフトで東京ヤクルトに3位指名を受け入団した。2019年シーズンは20試合に登板し、4勝6敗、防御率5.76という成績だが、投球回が95回1/3に対し、99奪三振と三振が取れる投手として第一線で活躍を続ける。
エース・中田竜次は龍谷大から島津製作所へ、元氏玲仁は立命館大、そして、犬塚貴哉は同志社大から、プロ野球選手育成機関「関メディベースボール学院」に進んだ。
野手では1番・センターの徳本健太朗がトヨタ自動車、8番・捕手の高橋佑八 が大阪ガスなど社会人の名門チームに進み硬式野球継続の道に進む。
卒業後、多くの選手がそれぞれの舞台で野球を続けている。今後の活躍にも注目したい。
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