オリックス・勝俣翔貴(東海大菅生出身)が菅野から本塁打!恩師で元プロの若林監督が語る勝俣の凄さ
オリックス・勝俣翔貴(東海大菅生出身)
オリックスの勝俣翔貴(東海大菅生出身)は6日、巨人とのオープン戦で本塁打を放ち、開幕一軍へ向けて猛アピールを続けている。
この本塁打はオリックスファンだけではなく、プロ野球ファンにも強烈な印象を残した。ここ4試合で、8打数2安打だが、その2安打はすべて本塁打。3月3日の千葉ロッテ戦はだめ押し。6日の巨人戦は球界を代表する投手・菅野智之(東海大相模出身)から決勝本塁打である。
キャンプ中、勝俣は打撃について手ごたえを見せていた。
「ミートして強い打球を打つことを心がけていますがそれはできていると思います。まだまだ吸収することもあるので、先輩たちの良いところ真似していきたいです。足りないところを見つけていきたいです」
それはここまでうまくいっているといっていいだろう。
安打数は少なくても、大事なところで本塁打を放ち勝負強さを見せている勝俣。東海大菅生時代の恩師で、元中日の投手・若林弘泰監督は勝俣の凄さをこう語る。
「飛距離については歴代でも1、2を争うでしょう。木製バットでもすごい打球を飛ばしていましたよ」
その打撃以上に絶賛していたのは勝負強さだ。
「高校時代は投手でしたが、あいつのすごいところは三者連続で四球を出して、その後、二死満塁でフルカウント。そこであいつはアウトローいっぱいにベストストレートを投げられる。そんな度胸のあるやつなんです」
その度胸の良さは打者として存分に発揮されているだろう。このままいけば開幕一軍入りも十分見えるだろう。ちなみに勝俣は人柄もよく、高校日本代表入りしたときは「かっちゃん」と呼ばれチームメイトに慕われ、東京都の高校野球関係者からも愛されるキャラクターを持った選手だった。
活躍していけば徐々にそのキャラクターの良さが露わになるかもしれない。やはり高校時代、ワールドカップで本塁打王、首位打者を獲得。そして大学日本代表でも主力打者として活躍した打撃は伊達ではない。
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