News

PL学園、大阪桐蔭、報徳学園など擁する近畿地区が最多26回優勝!各地区の優勝回数を振り返る

2020.01.26

PL学園、大阪桐蔭、報徳学園など擁する近畿地区が最多26回優勝!各地区の優勝回数を振り返る | 高校野球ドットコム
2018年のセンバツで優勝した大阪桐蔭 ※写真=共同通信社

 3月19日に開幕する第92回選抜高等学校野球大会。24日に出場する32校が選出され、選ばれた学校は聖地での戦いに備えて、最後の追い込み期間に突入していく。果たして春の日本一に輝くのはどこなのか非常に楽しみだが、今回はこれまで各地区の優勝回数を見てみたい。

北海道:0
東北:0
関東・東京:15
東海:19
北信越:2
近畿:26
中・四国:22
九州:7
※今年のセンバツの区分けに合わせて集計

 内訳はこのようになっているが、最多は近畿地区の26回となっている。過去には尾藤公監督が率いた箕島桑田真澄清原和博のKKコンビなど、数多くのスターを擁して一時代を形成したPL学園。そして今もなお高校野球界で名門として存在する報徳学園龍谷大平安に、今春のセンバツにも出場する智辯和歌山大阪桐蔭などが優勝経験を持つ。

 そんな近畿次いで優勝回数が多いのが中・四国地区。昨春も出場し、第1回大会で優勝した高松商を始め、昨夏の甲子園に出場した広島商。さらに強力打線と、水野雄仁を擁してKKコンビを打ち破って優勝した徳島池田や広島広陵などが優勝経験を持っている。

 そして3番手に位置付けたのが東海地区。昨春の東邦の最多となる5回目の優勝を達成したのが記憶に新しいが、過去には愛工大名電常葉菊川。また中京商、つまり現中京大中京が4度の優勝を経験している。神宮大会の優勝校として注目集める中京大中京が、通算5度目の春の頂点に立ち、歴代1位タイとなるのか。

 そして関東・東京地区は15回、松坂大輔などを輩出した横浜常総学院。当時2年生エースだった小島和哉(千葉ロッテ)の浦和学院、さらには東海大相模も優勝した歴史がある。

 7回の優勝経験がある九州地区は、昨シーズンに引退した島袋洋奨を擁した興南が82回大会で優勝して、そのまま夏も優勝。北信越は91回の歴史で優勝は2回のみ。飯田長姫敦賀気比の2校が歴史に名を残しているが、今年出場する星稜日本航空石川は3度目の優勝となるか注目だ。

 最後に北海道と東北。この2地区はいまだ優勝したことがない。練習環境の確保に苦労が考えられるが、令和最初に選抜に初めて紫紺の優勝旗が東北、北海道へ届くのか。そこも1つのポイントに選抜を待ちたい。

(記事=田中 裕毅

関連記事
◆特設サイトはこちら⇒選抜2020特設サイト
◆選抜に出場する32校をチェックする⇒明石商や花咲徳栄などが選出!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.10

【北海道】札幌支部は11日に抽選会!27連勝中の北海に、20年ぶりに春全道大会出場の大麻にも注目<夏の甲子園予選組み合わせ>

2024.06.10

【沖縄】11日に抽選会!春の覇者・エナジック、ノーシードの沖縄尚学の対戦相手に注目<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.10

仙台育英卒業生の進路は超豪華! 主将はプロ入り、主力は早大、明大、中大ら名門へ進学し、すでにデビュー組も多数!

2024.06.10

【福島】いわき光洋、平工が勝利<春季支部選手権大会>

2024.06.09

徳島招待試合2日目は天候不良のためノーゲームに、第2試合も中止を発表

2024.06.10

【北海道】札幌支部は11日に抽選会!27連勝中の北海に、20年ぶりに春全道大会出場の大麻にも注目<夏の甲子園予選組み合わせ>

2024.06.10

【沖縄】11日に抽選会!春の覇者・エナジック、ノーシードの沖縄尚学の対戦相手に注目<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.08

慶應義塾が15安打12得点で強打健在も投手陣に不安 先発小宅は5回途中で降板【香川招待試合】

2024.06.04

神村、鹿実の壁を破れ! 国分中央は「全力疾走・最大発声・真剣勝負」で鹿児島の頂点を狙う

2024.06.10

仙台育英卒業生の進路は超豪華! 主将はプロ入り、主力は早大、明大、中大ら名門へ進学し、すでにデビュー組も多数!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得