谷田代表就任で盛り上がる徳島インディゴソックス。来年ドラフト候補として注目したい3人の逸材たち
左から森祐樹、服部 真琴、戸田懐生
2019年、独立リーグ日本一を果たし、さらに元選手の谷田成吾氏が26歳で球団代表に就任し、大きく話題となった。徳島インディゴソックスの注目は谷田氏だけではなく、来年もドラフト候補がいることだ。
今年は坪井悠太(大阪偕星学園)などドラフト候補として注目された選手が新人選手として入団し、新人選手のレベルの高さに話題となったが、在籍選手のレベルも高い。その中で3人のドラフト候補を紹介したい。
まず1人目は森祐樹だ。有明、日本経済大を経て、徳島インディゴソックスに入団。190センチ83キロと恵まれた体格から投げ込む速球の最速は149キロ。6試合に登板し、3勝2敗、防御率3.12、49イニングを投げて、52奪三振と投球回以上に奪三振を記録しているが、まだ絶対的な成績ではない。ドラフト候補として注目されたが、指名漏れ。その悔しさをばねにドラフト後のフェニックスリーグでは6イニングを投げ、無失点の好投を見せた。来年は24歳。スペックも優れ、来年は目玉候補となる投手がいないため、チャンスとなる。
2人目は戸田懐生だ。東海大菅生時代は甲子園ベスト4を経験。今年途中に入団。170センチ65キロと小柄だが、躍動感ある投球フォームから繰り出す140キロ台の直球を武器に17試合を投げ、防御率0.00、19イニングを投げ、1勝0敗5セーブ、21奪三振と圧巻の内容。1年間通してこの内容が続けば、来年はまだ20歳なだけにNPB入りの可能性もありそうだ。
3人目は服部 真琴。庄原実、吉備国際大学を経て、2019年徳島インディゴソックス入り、今年は69試合に出場し、打率.235、1本塁打に終わったが、そのポテンシャルの高さは評価されており、2020年はすべてのレベルアップが期待される。
ぜひ来年は多くの選手がスカウトの目に留まる活躍を見せることを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
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