News

高校時代の恩師が語る源田壮亮(埼玉西武)の守備力と冷静な判断力!プレミア12のキーマンになれるか?

2019.11.08

高校時代の恩師が語る源田壮亮(埼玉西武)の守備力と冷静な判断力!プレミア12のキーマンになれるか? | 高校野球ドットコム
源田壮亮(埼玉西武)

 日本は11月5日からプレミア12の予選ラウンド初戦を迎え、3連勝を終えた。多くの選手が躍動しているが、その中で紹介したいのが源田壮亮選手だ。台湾戦では9回表に適時三塁打を放つなど2打数2安打3打点の活躍。さらに機会は少ないが、安定した守備力を発揮し、その存在感は日増しに上がっている。

 源田が全国的に注目を浴び始めたのは、愛知学院大時代からだ。

 それまで遊撃手を守っていたのが田中友博(三菱重工広島)だった。田中も俊敏な動きを見せる遊撃手だったが、ポジションを奪った源田は1年生から全国舞台を経験するが、田中からポジションを奪ったのも納得といえるほどの守備を見せていた。

 高校時代、源田を指導した大分商・渡辺正雄監督は当時から抜群に守備が上手かったと評する。スカウトからもプロという話はあったが、源田は自分の実力を客観視して、大学経由でプロを目指すことを決めた。

「普通飛びつくと思うんですけど、そういう所も冷静だった。今が旬なのかどうなのかという状況判断が長けていたんだと思いますね。」

 その後、愛知学院大トヨタ自動車で着実に実績を重ね、埼玉西武入りした源田は不動の遊撃手となった。渡辺監督にとって源田の存在は大きな存在となったようで、特に遊撃手については源田の高校時代の守備が基準になっている。源田レベルに到達しなければプロにいけないと現役選手に話しているようだ。

 今も活躍するにはどうすればいいか、冷静に物事をとらえていることだろう。スーパーラウンド以降の活躍も見逃せない。

(記事=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

目指すは世界一!代表候補の座を射止めた6人の逸材たち

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.28

【静岡】藤枝明誠、日大三島、浜松開誠館、静岡などが8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>