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ワールドトライアウトで存在感を示した投手たち

2019.11.09

ワールドトライアウトで存在感を示した投手たち | 高校野球ドットコム
久能雄汰(BC福島)

 11月7日、保土ヶ谷球場でワールドトライアウト(WorldTryout)予選会が開催された。この予選会は、BCリーガー、アイランドリーガー、元社会人の選手が目立つ結果となった。

 その中でも活躍を見せていた投手たちを紹介したい。

久能雄汰(BC福島 福島商出身)24歳
 今季は主に先発として活躍した左腕投手。135キロ前後の直球、スライダー、チェンジアップを巧みに投げ分けて、1回無失点の好投を見せた。

児玉 健史伊予高校‐四国学院大‐アークバリア)26歳
 参加者唯一のアンダースロー。右下手投げから浮き上がるような軌道から投げ込む120キロ後半の速球、スライダー、チェンジアップ系の変化球を投げ込み1回無失点。実力の高さを披露した。

岡部 拳門早稲田摂陵‐九州共立大)22歳
 最速145キロを誇る右腕。選考試合の2試合目に登板し、最速138キロのストレートで空振り三振を奪うなど、力のある速球を投げ込んでいた。まだ粗削りだが、速いボールを投げる可能は秘めている。

辻 翔也茅ヶ崎西浜-熊谷組退部)19歳
 午前中のスピードガンコンテストでは、参加者最速の141キロを計測、選考試合でも130キロ後半の速球を投げ込んだ。細身ではあるが、体のバネの強さを感じた選手。まだ19歳ということで、145キロ~150キロを投げられる可能性を秘めた逸材だ。

 候補者、合格者になるかはわからないが、この4人はほかの参加者と比べても少し抜けている感じがあった。

(記事=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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