エース・宮下不在も日体大荏原・4番河野の特大2ランでコールド発進!
本塁打を打った河野(日体大荏原)
9月14日、この夏ベスト32の日体大荏原が都立清瀬との初戦を迎え、9対2の7回コールド勝ちを収めた。
この日はベスト32進出の原動力となったエース・[player]宮下 大地[/player]が、肩甲骨の疲労骨折でノースローと診断され、初戦には間に合わず。
日体大荏原は初回、3点を先制したものの、その後は都立清瀬の松崎を打ちあぐね、3回表にも2点を返され、苦しい試合展開だったが、5回裏、2番平瀬の適時打を皮切りに4番河野優希の2ランなどで一挙5得点を入れる。
打った河野は「チェンジアップでした。ベンチからフルスイング、フルスイングといわれていたので、うまく振れてよかったですし、なかなか追加点を入れられない展開になっていたので、打てて良かったです」と笑顔を見せた。
河野は全国大会準優勝経験もある横浜南ボーイズ出身だが、試合には出ていない。入学から筋力トレーニング、食事トレーニングに励み、体重を入学から7キロも増量させ、現在は181センチ79キロとサイズアップ。この試合の本塁打を含めても高校通算3本塁打だが、相原監督によると、打った本塁打の飛距離はいずれも特大本塁打。この試合の本塁打も河川敷の日体荏原グラウンドのライトの先にある多摩川に飛び込む本塁打だった。
次は昨年からのレギュラーが多く残る昭和一学園と対戦。相原監督は「140キロ近い速球を投げる投手を複数擁しているので、速球と変化球の見極めが大事になると思います。いずれにしても今のチーム状態だと打ち勝つことが求めます」と好投手攻略を誓った。
また河野も「良い投手と当たるのでしっかりと準備を行っていきたい」と意気込んだ。
エースの登板が厳しい中、選手たちは奮起して、都大会出場をつかむことができるか。
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