ドラフト候補の西純矢の弟・西凌矢が広島ボーイズで活躍中!高校野球へ意気込みを語る!
編集部の中学野球担当・栗崎祐太朗がリサーチ!この1週間の中学野球ニュースを配信!
第28回ゼット旗争奪福岡大会での西凌矢(広島ボーイズ)
5月3日から5日にかけて行われた第28回ゼット旗争奪福岡大会。この大会には福岡県のチームだけではなく、南は鹿児島、西は大阪まで、西日本各地の強豪チームが福岡県に集結した。
広島県からは中国地区の強豪・広島ボーイズが大会に出場し、1、2回戦を安定した戦いで突破。3回戦では、前回大会王者の八幡南ボーイズに惜しくも敗れたが、春季全国大会出場チームとしての実力はしっかりと見せつけた。
そんな広島ボーイズを、投打で引っ張っているのが西凌矢選手だ。西凌矢選手はエースを務めているだけでなく、打っても3番打者として主軸を担っている。
西凌矢選手は3回戦の八幡南ボーイズ戦後、チームの大黒柱として反省の弁を口にした。
「3回に4点を取られた場面は、本来2点で止めなくてはいけませんでした。2点までは大丈夫だから、みんなで頑張って行けと言われていたので悔しいです」
西凌矢(広島ボーイズ)
実は西凌矢選手、実の兄は今秋のドラフト上位候補として名前が挙がっている西純矢投手(創志学園)なのだ。
西純矢投手だけでなく、西凌矢選手への期待もとても大きい。西凌矢選手は、残りの中学野球、そして高校野球に向けて強い意気込みを口にした。
「ピッチャーとしては、どんな場面でも変化球でストライクを取ることが課題だと思います。中学野球では、笑って終われるようにして、高校野球では甲子園に出れるように頑張りたいと思います」
兄に続き、高校野球の舞台で名を挙げることができるか注目だ。
(文=栗崎祐太朗)