148キロマーク!森木 大智(高知1年)の進化が止まらない!!
マウンドに上がった森木大智(高知)
5月27日(月)高知県高知市の春野総合運動公園野球場で開催されている「令和元年度(第72回)高知県高等学校体育大会野球競技」準決勝・高知vs高知商において高知先発の森木 大智投手(1年)が1回日本高校生の1年夏までの公式戦としては安樂 智大(済美<愛媛>~東北楽天ゴールデンイーグルス)の1年夏愛媛大会に並ぶ148キロをマークした。
同大会1回戦では高知南相手に先発5回89球8奪三振も8安打を浴び1失点と精彩を欠いていた森木だが、この日は初球を投ずる前にマウンド上で笑顔。そして昨夏甲子園での活躍が記憶に新しい1番・西村 貫輔(2年・遊撃手)に対し「マウンドに立って感覚がよくなった」ことを示すように3球連続で145キロを叩き出すと、4球目に148キロをマーク。球場をどよめかせた。
なお、森木は4回19人に対し70球で被安打4・四球2・奪三振3・失点1。2~4回表にも146キロを出した。試合は高知が4回裏に一時は逆転するも3対6で高知商に敗れたことにより、高知中時代に続く公式戦150キロ突破は7月13日に開幕、高知は第3シードで迎える「第101回全国高等学校野球選手権高知大会」に持ち越しとなったが、「最近は腕のしなりをテーマにしていたが、そこはよかったと思う」と濵口 佳久監督も成果を得た森木 大智の成長物語は、この日、序章を超えて第二段階に入ったと言えよう。
*追記:試合後コメントを追加し一部修正しました。
取材=寺下 友徳
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