えっ!甲子園球場が大変身?
[stadium]阪神甲子園球場[/stadium]。
プロ野球・阪神タイガースの本拠地、そして高校野球では高校球児にとって聖地ですが、この時期、年に一度、野球以外のスポーツで装いを変えます。
それが今年は16日(日)に行われる、アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝『毎日 甲子園ボウル』です。
甲子園ボウルは2009年までのほとんどの年で、レフトからライト間の外野芝生部分を使う、いわゆる横方向でフィールドが設定されていました。
それが2010年から、ホームベースからバックスクリーンにかけての、いわゆる縦方向のフィールド設定に変更されました。
野球の内野部分も使用されることになったんですね。ここで問題だったのは、内野の土部分です。そこで、この時期だけ、内野に天然芝を敷いて、ゲームが行われるようになりました。日頃、[stadium]甲子園[/stadium]のグラウンド整備でお馴染みの、「阪神園芸」の皆さんが、1週間かけて丁寧に芝生を敷くのです。
球場のほぼ全面が芝生になった[stadium]甲子園[/stadium]。野球とはまた違った景色です。
甲子園ボウルではバックネット裏の席も販売されます。球場に足を運ばれる皆さん、そしてテレビ中継でご覧になられる皆さん。ぜひ比較してみてはいかがでしょうか。
今年の甲子園ボウルは、関西学院大学(西日本代表)vs早稲田大学(東日本代表)の対戦カードで、16日(日)の13時05分にキックオフです。
文:松倉 雄太