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アウトオブシーズンの規定とは

2018.11.30

アウトオブシーズンの規定とは | 高校野球ドットコム

 今日は11月30日。明日から12月になります。高校野球は来年の3月まで「アウトオブシーズン」の期間に入り、練習試合など対外試合ができない期間に入ります。

 あらためて、「アウトオブシーズン」の規定についておさらいしてみましょう。

『高等学校野球のアウトオブシーズンについての規定』
(平成28年2月17日改正)

(1) アウトオブシーズンの期間
  高等学校野球のアウトオブシーズンは12月1日より翌年3月19までとする。
  (ただし、3月19日から春季大会開催をせざるえない場合、同日が日曜日の年に限り、  日本高等学校野球連盟に事前に申請し承認を得ること)
(2) アウトオブシーズン中の活動
  高等学校野球におけるアウトオブシーズン中の活動は練習に主点を置くこと。
  ただし、3月8日から学校の授業や行事に差し支えない限り、練習試合(都道府県外を含む)を行ってもよい。
  3月8日と設定された解禁日までは同一地域にあるといえども、他校との合同練習、練習試合はできない。なお、自校グラウンドで、自校の部員を分けたり、OBを加えて試合することは差し支えない。
(3) 選抜高等学校野球大会出場校の取り扱い
  選抜高等学校野球大会出場校(補欠校を含む)は、前項但し書きの練習試合はできるが、  出場校間の試合は同大会終了までできない。
  なお、壮行試合など公式行事はできない。また大会参加途上の試合は禁止されてきたが、往路に限り途中で試合をしても差し支えない。
  また、母校出発日は、従来選抜大会最終日からさかのぼって3週間を超えないこととする、なお曜日の関係もあり、毎年選抜大会の会期が決定した後、出発制限日の確認をする。
(4) 特例措置
  海外交流など特別な事情のある場合、日本高等学校野球連盟の承認を得たものはアウトオブシーズン中であっても試合することは差し支えない。

以上

 このように練習試合は12月1日から3月7日まで禁止となります。これは高校野球(軟式も含む)だけのルールで、大学、社会人、少年野球、女子野球などはこれに該当しません。

 今年は東京、愛知、四国などが12月に海外に遠征しますが、これは事前の練習試合を含めて、(4)の特例措置が適用されます。

 なお、公式戦を夏で終えた3年生同士も、学校同士ならば、このアウトオブシーズン期間中には試合することはできませんので、注意が必要です。

 ただ、年末年始などにOBが帰省してきて、現役生徒とOB戦などをすることは差し支えないという解釈です。
他校との合同練習については、別途細かい規定もありますので、また紹介したいと思います。

(記事=松倉雄太

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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