山田竜明(近江)「独立リーグからNPBを目指したい」
山田竜明(近江)
山田竜明(近江)「独立リーグからNPBを目指したい」
プロ志望届を提出している近江・山田竜明(3年)が独立リーグ志望を明かした。高知商戦後で明かした。
「自分は大学に進み、勉強をしながら、プロを目指すというのは、あまり合わないというか…。それであれば社会人か独立リーグのどちらかと考えていました」
山田が独立リーグを志望したのは、2015年12月に滋賀ユナイテッドベースボールクラブが設立されたことも影響にあるようだ。
「地元にチームができましたし、選択肢が広がったと思う」
甲子園後、木製バットでずっと練習をしてきた山田。初戦の高知商戦では、無安打に終わり、「久しぶりに投手のボールを打席で目の当たりにして、全然合わなかった」とブランクがあったことを明かしたが、日大三戦では追撃の適時打を放ち、有終の美を飾った。
近年、甲子園球児や有力球児が高卒から独立リーグから進み、高卒1年目でプロ入りするケースも多く、本日4日にプロ初先発の9891(横芝敬愛-徳島インディゴソックス)、一軍初打席で初本塁打を放った山本祐大(京都翔英 16年夏の甲子園出場-滋賀ユナイテッド)がいる。
山田は二季連続の甲子園出場。夏の甲子園でホームランを放ち、実力、知名度的には有力球児に入る選手である。そんな山田の独立リーグ入りが実現し、1年目から華々しい活躍を見せれば、来年の高校球児の進路に影響を与えるかもしれない。まず覚悟をもって独立リーグに臨む山田の活躍を祈念したい。