昨年ブレイクの原口文仁(阪神)の担当スカウト・中尾孝義氏が専大北上の監督に就任!
専大北上は春夏通算6回出場の強豪校!
昨年ブレイクの原口文仁(阪神)の担当スカウト・中尾孝義氏が専大北上の監督に就任!
夏5回、春1回の甲子園出場を誇る専大北上(岩手)は、新監督に、昨年まで阪神のスカウトを務めた中尾孝義氏が就任することを発表した。
中尾氏は滝川(兵庫)、専修大、プリンスホテルを経て、1980年に中日からドラフト1位指名を受け入団。走攻守三拍子揃った捕手としてプロ2年目の1982年には18本塁打、47打点、打率.282の好成績で優勝に貢献。さらにシーズンMVPを獲得。1993年までプレーし、3球団ですべて日本シリーズ出場を経験している
原口文仁選手は中尾氏に見出され、
プロの扉を切り開いた
現役引退後、中尾氏は各球団で二軍監督・打撃コーチ・バッテリーコーチを歴任し、2009年から阪神の関東地区のスカウトに就任し、就任1年目には昨季ブレイクを果たした原口文仁(帝京出身)の担当スカウトとして話題となった。
選手としても、指導者としても、スカウトとしても、これほどキャリアを歩んだ中尾氏が高校野球の監督に就任するのは大きなニュースだ。
昨夏は4強。昨秋は8強だった専大北上。毎年上位に勝ち進むが、あと一歩で強豪校の壁に阻まれている。その壁を打ち破るチームを育て上げることができるか、注目だ。