【U-18】若き侍の対戦相手を紹介! オーストラリア編
オーストラリアはココ!日本からシドニーまで約9時間30分!
【U-18】若き侍の対戦相手を紹介! オーストラリア編
第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ。第3戦の相手は、スポーツ大国、オーストラリア。世界大会の予選などではアジア枠に入るため、サッカーをはじめとした他競技で日本の好敵手として登場し、激闘を繰り広げることも多い。
野球では、2004年のアテネオリンピック、準決勝で対戦。この時オーストラリアは日本を破り、銀メダルを獲得している。
そんなオーストラリア野球だが、国内での知名度や認知度はそれほど高くはない。国内にもプロリーグはあるものの有力選手は国外のリーグに行くか、もしくは他のスポーツへと流れていく。スポーツ大国であり様々なスポーツを掛け持ちでプレーする環境にあるため、野球選抜クラスがある学校でプレーをしていても、知名度の高くない野球を積極的に選ぶケースは少なかった。かつて阪神タイガースで活躍したジェフ・ウィリアムスのように、MLBスカウトの目に留まり、アメリカなどに留学することを進められる選手も多い。
だが、前述したアテネオリンピックでの銀メダル獲得が、野球普及への後押しとなった。徐々にではあるが野球の人気も高まっており、国内で野球を続ける有力選手も増えてきている。
また、南半球に位置するため、北半球にある日本やアメリカのオフシーズンがサマーリーグ開催時期にあたり、多くのマイナー選手や日本人選手が調整を兼ねて参戦、レベルの高いプレーを見せることで、オーストラリアの野球技術も上がってきている。
荒っぽいながらスケール感の大きな野球を見せるオーストラリアは、やはり調子に乗らせると怖い存在だ。日本得意の緻密な野球で、序盤から技術力の違いを見せ付けておきたい。
【高校野球ドットコム編集部】
ドットコムTwitter
ドットコムfacebook