News

【U-18】若き侍の対戦相手を紹介! オーストラリア編

2015.08.30

オーストラリアはココ!日本からシドニーまで約9時間30分!

【U-18】若き侍の対戦相手を紹介! オーストラリア編

 第27回WBSC U-18ベースボールワールドカップ。第3戦の相手は、スポーツ大国、オーストラリア。世界大会の予選などではアジア枠に入るため、サッカーをはじめとした他競技で日本の好敵手として登場し、激闘を繰り広げることも多い。
野球では、2004年のアテネオリンピック、準決勝で対戦。この時オーストラリアは日本を破り、銀メダルを獲得している。

 そんなオーストラリア野球だが、国内での知名度や認知度はそれほど高くはない。国内にもプロリーグはあるものの有力選手は国外のリーグに行くか、もしくは他のスポーツへと流れていく。スポーツ大国であり様々なスポーツを掛け持ちでプレーする環境にあるため、野球選抜クラスがある学校でプレーをしていても、知名度の高くない野球を積極的に選ぶケースは少なかった。かつて阪神タイガースで活躍したジェフ・ウィリアムスのように、MLBスカウトの目に留まり、アメリカなどに留学することを進められる選手も多い。

 だが、前述したアテネオリンピックでの銀メダル獲得が、野球普及への後押しとなった。徐々にではあるが野球の人気も高まっており、国内で野球を続ける有力選手も増えてきている。
また、南半球に位置するため、北半球にある日本やアメリカのオフシーズンがサマーリーグ開催時期にあたり、多くのマイナー選手や日本人選手が調整を兼ねて参戦、レベルの高いプレーを見せることで、オーストラリアの野球技術も上がってきている。

 荒っぽいながらスケール感の大きな野球を見せるオーストラリアは、やはり調子に乗らせると怖い存在だ。日本得意の緻密な野球で、序盤から技術力の違いを見せ付けておきたい。

第27回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ

【高校野球ドットコム編集部】
ドットコムTwitter
ドットコムfacebook

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.26

【春季近畿大会】大阪学院大高のプロ注目ショート・今坂幸暉は3打数無安打。「第1打席がすべて」と悔やむも好守備に手応え

2024.05.26

【春季関東大会】超強力打線・帝京の快進撃が止まる! 白鷗大足利の山口・昆野を攻略できず、13年ぶりの夏への課題は「大黒柱の育成」

2024.05.26

【島根】開星、出雲が各地区で優勝<各地区大会>

2024.05.26

【宮城】仙台育英が投打に圧倒して5大会連続28回目のV<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.26

【春季関東大会】常総学院・中村虎汰郎が二刀流の活躍で決勝進出に貢献!9回にはサヨナラに繋がるヒット!投手としてはセンバツ後に再転向で連日の好リリーフ!

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.22

【春季関東大会】センバツVの両エース打ちで勝利に貢献!逆転タイムリー放った池田翔吾(常総学院)は指揮官も絶賛の打棒の持ち主!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商