まず全国1勝と意気込む静岡高校に潜入!
ランニングする静岡ナイン
高校野球ドットコムでは、16年ぶり選抜出場の静岡高校の野球部訪問記事、安本 竜二選手のインタビューを前に潜入取材。率いる栗林俊輔監督から今年のチームの傾向について教えていただきました。
最終目標は優勝だが、まずは全国1勝が目標
静岡高校は、現在学校にあるグラウンドが改修中の為、旧静岡南のグラウンドで練習をしている。3月6日までが改修期間で、ちょうど対外試合解禁日の直前となっている。選手たちはアップ、キャッチボール、トスバッティングを念入りに行い、シートノック、フリー打撃をこなした。栗林監督は、「打撃については冬の期間、選手がかなり伸びてきているので、まだ実戦に立たせてみないと分からないですが、楽しみですね」と選手の成長ぶりに手応えを感じていた。
安本 竜二選手(静岡)
課題とするのは投手陣。昨年は1年生エース・村木 文哉が出てきたが、栗林監督は他の投手陣に村木を追い抜く成長を期待している。とくに成長が目覚ましいのは、左腕・村松 遼太朗(2年)、右腕・山本 優輝(1年)の2人だ。
「村松はここ最近、調子が良いですし、山本は体の使い方が上手く、ボールの威力も素晴らしい。このままいけば、面白いですよ」
あとは実戦で力を発揮するだけだという。
そして選抜の目標をこう語った。
「最終目標は優勝です。でも私は甲子園に2回(2011年、2014年)出場していますが、1勝をしていないのです。まずは1勝をなんとしても達成したい。そしてチームの最高成績はベスト8(1965年)なので、そのベスト8を超えるベスト4。その目標に到達して、優勝を狙えればと思います」
今年のメンバーは、昨夏の甲子園を経験した選手が多くいる。その中心選手だった安本 竜二主将は、
「選抜で結果を残せるように、今から全力で準備をして臨んでいきたいと思います」と意気込んでいた。昨秋の公式戦で11本塁打を放った強力打線を誇る静岡。その打棒を選抜でも炸裂させることができるか。
静岡高校の野球部訪問のコラムは3月に掲載予定!新チーム直後、どんなプロセスでチームを作り上げていったか。また栗林監督が目指すチームについてお話をいただきました。
また、秋の公式戦4本塁打の安本 竜二遊撃手のインタビューも3月に公開!栗林監督から入学当時のエピソードを聞きながら、ここまでの過程、昨夏の甲子園のエピソード、現在、取り組んでいること、選抜へ向けての意気込みも語って頂きました!お楽しみに!
■高校データ:静岡
【高校野球ドットコム編集部】
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