岩隈久志選手、荒波翔選手などコーチで登場!SPOTS PROJECT supported by NIKE BASEBALL を大阪で開催
岩隈久志選手(シアトル・マリナーズ)
12月7日、大阪市内の球場にて、中学3年生を対象にしたクリニック「SPOTS PROJECT supported by NIKE BASEBALL」(主催・ナイキジャパン)が開催された。
この日のコーチは、今シーズン、MLBサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)3位となった岩隈久志選手(シアトル・マリナーズ)。2年連続のゴールデングラブ賞を受賞した荒波翔選手(横浜DeNAベイスターズ)。また、千葉ロッテマリーンズからは、塀内久雄選手と福浦和也選手がコーチとして招かれた。
さらに進行役に、野球解説者の小宮山悟氏や、体幹トレーナーとして活躍している木場克己氏など、実力派のコーチ勢が登場。
プログラムは、軟式から硬式野球に移行する際に必要な練習方法や考え方。道具の選び方。また、正しい体作りを行うためのトレーニング方法の紹介など、参加した選手たちが次のステージで活躍するために大事なものを大いに吸収できる内容が組まれた。
この日、コーチを務めた岩隈選手は、ブルペンにてピッチングのアドバイスも行う場面も。
「教えるのすごく難しいんですけど、ピッチャーなので、『しっかり狙って投げられるように』というのは、声を掛けていきました。ただ、投げてるだけの子もいたので、足を上げて、踏み出してしっかり投げるというところを見ていきました」
荒波翔選手(横浜DeNAベイスターズ)
また、守備と打撃を中心にアドバイスを送った荒波選手は、
「自分も高校が1つの分岐点でしたし、その大事な時期に差し掛かる子供たちだったので、なるべくわかりやすく言えたらと思って、今日はアドバイスを送りました。
オフシーズンは何回か野球教室をさせていただいてますが、教えることで改めて気付くこともあります。今日もほとんどの子が、上体で打ちたがっていましたけど、下半身で打つイメージをしていかないとと改めて思いましたし、福浦さん方など、先輩の教え方を聞いて自分自身、得るものもありました」
とコメント。クリニックの最後には、4チームに分かれて、ベースランニングを実施。最後に、選手とコーチの心をひとつにした。
参加した80名の選手たちは、次の3年間に向けて、貴重な経験を積むことが出来た一日となった。