目白研心vs東京学芸大附
応援が後押し
昨年度公式戦に初めて臨んだ目白研心は、この日、3対2で学芸大付を下し、創部以来初の公式戦で白星を挙げ、3回戦進出を決めた。
両者まずまずの立ち上がりを見せた試合序盤、学芸大付が2回表の近藤貴都（2年）の三塁打で1点を先制した。
対する目白研心は、学芸大付の大野達也（2年）の制球の乱れから出塁するも、なかなか得点に結びつける事が出来ない。
しかし5回裏、目白研心は四球でランナーを出すと、清水拓海（1年）のバントで三塁に到達。続く田中優馬（1年）のスクイズが決まり、1点を返した目白研心。試合は振り出しに戻る。
そして、試合終盤の8回裏、学芸大付の守備の乱れで再び目白研心にチャンスが訪れる。吾郷拓紀（1年）のホームインに続き、齋藤潤樹（1年）がヒットで二塁に進むと、大場拓真（1年）のタイムリーヒットで3点目を追加。これが決勝点となり、学芸大付は9回表に1点差まで詰め寄るも、目白研心のエース宮澤和希（1年）は、粘り強いピッチングで、目白研心にとって、初めての公式戦白星を飾った。
今回１､2年生だけで夏に臨んだ目白研心。スタンドからの生徒や先生、父母会の応援の声が選手たちを後押ししたことは確かだ。続く3回戦も、はつらつとしたプレーを見せていきたい。
(文＝編集部)
