広島工業(広島)vs岡山東商業(岡山)
![](/hb/images/report/zenkoku/20100606003/photo01.jpg)
和田(広島工業)
広島工、高いディフェンス力で決勝へ
守備力の差が明暗を分けた。3回表、2死一、二塁で
の二塁手がエラー。広島工業が2点目のホームを踏んだ。さらに4回。2死二、三塁で杉本悠哉一塁手(3年)の打球は力なく三塁線へ。見送ればファールだったが、
の先発・
投手(3年)がライン際で捕り、ホーム、一塁ともにセーフになった(記録は内野安打)。広島工業は4得点中3得点を、相手のミスや内野安打につけこんで奪ったものだ。
追いかける
。7回に今宮英敏二塁手(3年)のタイムリーで2点差とし、追い上げムードになる。8回、先頭の戸田裕也一塁手(3年)の打球はライト前へ抜けそうな当たり。しかし、それを広島工業・山口修平二塁手(2年)がまわりこんで間一髪アウト。スタンドからも「上手い!」という声があがっていた。山口は6-4-3のダブルプレーを2つ完璧に決め、昨日の
戦でもノーミス。守備範囲の広さには目を奪われるものがあった。さらに、4番に座る和田凌太遊撃手(3年)の守備も際立っている。この二遊間、全国でも屈指の鉄壁を誇っている。
なお、広島工業の左腕・石田健太投手(3年)は10安打を浴びながらも、昨日に続く完投だった。
(文=矢島彩)
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