センバツ応援団賞発表
第90回記念選抜高等学校野球大会最終日。決勝の結果です。大阪桐蔭が史上3校目の選抜連覇を果たしました。
今大会では主演である選手と同じく、グラウンドで試合を作る共演者と言うべきジャッジをする審判の方と一緒に紹介してきました。
宅間さんは決勝では初の球審を務められました。広島商業で夏の甲子園(第63回大会)に出場。立命館大学、社会人野球の神戸製鋼でも活躍された方です。
因みに宅間さんは昨夏の大阪桐蔭vs仙台育英の試合でも球審で、今回の決勝で三塁の塁審だった乗金さんも、大阪桐蔭vs仙台育英で一塁の塁審を務めていました。
昨日の決勝後、大阪桐蔭の中川卓也主将の話を聞くと、「お顔を見て、あの時の試合の方だとすぐにわかりました」と話していました。
さて、選抜恒例の応援団賞も発表されています。
応援団賞は出場36校の初戦を対象に行っています。最優秀賞には滋賀県立彦根東高等学校が選ばれました。おめでとうございます。
最後に今大会でケガや体調不良をおして出場した選手の皆さん。まずはじっくりと治して、夏へ向かってほしいと思っています。
フィギュアスケートの羽生結弦選手がオリンピック後のNHKの番組でこう話していましたので紹介します。
羽生結弦 ※写真提供 共同通信社
「痛み止め(の薬)を飲んでまでやるということは、ケガを治すという努力をしなくなる。また、悪化させる覚悟を決めることだった、ただ、自分の心の中では、どんなに痛くなろうが、この先動けなくなろうが、絶対にここで金メダルをとらなくてはいけない使命感と意志はすごくあったので、全く諦めるという選択肢は浮かんでもこなかった」。
オリンピックが終わり、羽生選手は世界選手権を欠場。治療に専念しているということです。
無理をした後、必ず体は悲鳴をあげています。大会が終わった今、まずは治すことに専念してくださいね。
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(文:松倉雄太)