結城 彪選手 (滝川)
短評
観戦レポートより抜粋(2017年4月16日) この試合の注目は兵庫滝川の140キロ右腕・結城彪である。恵まれた体格から投げ込むストレートは威力があり、普段は132キロぐらいだが、力を入れると、135キロ~136キロを投げ込んでくる。その速球は威力があり、将来的には常時140キロ台・140キロ中盤まで速くことが見込まれる投手だが、その実現へ向けて課題なのが体重移動とリリースポイントの調整だろう。 結城は一見、フォームの流れを見ると悪くないように感じられる。だがマックスの力を入れた時に力んでしまって、ボールが高めに浮いてしまう。体格を見ると冬場のトレーニングで、しっかりと鍛えてきたのがうかがえる。しかしメカニズムの部分で、うまくいっておらず、もてる力を出していない。立ち上がり、4四球を出して、押し出しで先制点を許してしまったのは結城の悪い部分が出てしまった。
更新日時:2017.05.28