爪が割れたときに行う爪ケア

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2017.10.20

爪の亀裂や爪割れにはテーピングによるつけ爪が手軽で効果的。

爪が割れたときに行う爪ケア

 普段あまり気にしない指先ですが、ボールを投げる動作を繰り返していると爪に亀裂が入ったり、爪が割れてしまったりすることがあると思います。特に投手はボールリリース時に指先に力が入り、爪が割れることがあります。

 人間の手の爪は、成人で一日に約0.1mm伸びるといわれ(1ヶ月で約3mm)、成長速度は若い年代ほど早く、女性よりも男性のほうが早く伸びると言われています。プレー中に爪が割れてしまったり、指先を痛めたりする前に、こまめに爪の長さを調節しておくようにしましょう。爪切りで爪をカットすると「てこの原理」によって爪に大きな力が加わりやすく、爪の先端を痛めてしまうことがあります。爪の長さにはある程度余裕をもたせ、最終的にはやすりなどを使って調節するようにし、端の角をとるようにしましょう。爪割れを避けたい投手の中には、毎回やすりのみを使って爪の長さを調整している選手もいます。

 それでも爪が割れてしまったときはつけ爪の応急処置を行いましょう。伸縮性のあるキネシオテープなどを爪の形にカットし、その上から液体絆創膏を使ってテープの上から塗り込みます。しばらくそのままにしているとキネシオテープが硬くなってつけ爪のような状態となり、違和感なく投球動作を行うことができるようになります。液体絆創膏を何度か繰り返し塗り込むと、つけ爪の強度があがり、数日間はそのままプレーすることが出来ます。爪をとる場合はクレンジングオイルなどを使って柔らかくし、入浴時などにお湯につけるとはがれやすくなります。ムリヤリはがそうとすると爪の表面を傷めてしまうので注意しましょう。

 爪は主にタンパク質の一種であるケラチンから出来ている皮膚であるため、爪の健康を保つためには、肉類・魚類・卵・豆類・乳製品などのタンパク質を食事でとるように心がけましょう。栄養不足の爪は物理的ストレスにも弱くなってしまいます。またタンパク質の消化吸収を助けるためのビタミン類(ビタミンB群、ビタミンCなど)もあわせてとるようにすると良いでしょう。普段はあまり気にならない爪ですが、一度割れたり亀裂が入ったりしてしまうと意外と影響を受けやすいもの。日頃から爪のケアを行い、適切な応急処置を行うようにしましょう。

文:西村 典子
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