ミズノ、野球トレーニング品「ベタースピン」「アイ・ピッチ」を発売
写真:ベタースピン
筋肉の特性や投球時の身体の動きを元に設計
野球トレーニング品『ベタースピン』『アイ・ピッチ』発売
ミズノでは、投球ボールの回転数向上のためのトレーニングが効果的に出来る「ベタースピン」と、理想的な投球動作を習得するための「アイ・ピッチ」を6月20日より、全国のミズノ品取り扱い店で発売します。
これまで投球に関するトレーニング品は、握力を強くしたり、肩や腕の筋肉を強くするものが主流でしたが、指導者の間ではもっと指先の感覚を鍛えたり、投球動作習得など、それぞれの目的に特化し、より効率良く鍛えられるトレーニング品が求められるようになりました。
今回発売するトレーニング品は、野球専門トレーニングコーチの前田健氏※と共同開発したもので、投球時に使う筋肉の特性や身体の動きを分析したことで、効率良くトレーニングができます。
【「ベタースピン」特長】
①ボールリリース時の指先のかかりを高め、スピンの効いたボールを実現する
ボールリリースの際に指先にボールがしっかりとかかり、よくスピン(回転)の効いたボールは、伸びがあり、キレのあるボールと言われます。
「ベタースピン」では、バネの戻る力を利用して、指先に実際の投球時と同じ方向の負荷をかけることが出来るため、ボールリリース時の指先に求められる「引き伸ばしに耐える力」を高め、ボールへの指のかかりを改善します
②投球で疲労した指先の筋力を直ちに復元
投球を繰り返すと、疲労によってボールを押さえ込む指先の筋力が低下します。「ベタースピン」を用いると、指先に関わる筋肉に急激に伸びる刺激が加わることで神経が活性化し、筋力が直ちに復元します。
写真:アイ・ピッチ
【「アイ・ピッチ」特長】
①「ヒップファースト」の姿勢を習得
投球動作では、片足を挙げ前に踏み出す際に臀部(お尻)から先に投球方向に進んでいく「ヒップファースト」と呼ばれる姿勢をつくることが効果的な重心移動を生むと
言われています。
ところが、この姿勢はお尻を出すのではなく、軸足(右投げの場合:右足)の股関節を斜め後ろ方向に落とし引き込むことと、軸足を投球方向に傾けることでつくられるものであり、軸足の使い方が効果的な重心移動の鍵を握っています。
「アイ・ピッチ」に軸足を乗せて投球することで、自然にこの軸足の股関節の引き込みや軸足を傾けていく動作が引き出されて効果的な重心移動に必要な軸足の使い方が身に付いていきます。
②勢いのある重心移動が身に付き、球速が上がる
遠投で助走をつけて投げると飛距離が伸びるように、勢いのあるステップ動作はスピードボールの実現に直結します。
「アイ・ピッチ」に軸足を乗せることで生まれる軸足の投球方向への傾きは、その勢いのあるステップ動作の実現に欠かせません。片足を上げる動きの中でわずかに傾き始め、重心を沈める動きは軸足の傾きを強めながら行われます。
「アイ・ピッチ」は力を地面に伝えやすい効果的な軸足の傾き角度を計測し、その角度が自然に生まれやすい形状に設計されています。
記
商 品 名:『ベタースピン』
価 格:\15,750
素 材:メイプル
原 産 国:台湾
その他:重量 約820g
商 品 名:『アイ・ピッチ』
価 格:\7,140
素 材:本体:ポリウレタン
原 産 国:日本
その他:縦140×横280×高さ60mm ・ ペグ、滑り止めマット付
※株式会社ベースボールコンディショニングシステムズ 代表取締役。社会人野球、プロ野球でのトレーニングコーチの経験を活かし、現在は兵庫県芦屋市、東京都新宿区、宮城県仙台市で野球の投打動作改善専門の個人コーチング施設「BCSベースボールパフォーマンス」を運営する。
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