【動画】埼玉の実力校にいた軟式U-15経験者!高校通算7本塁打・青山廣大の活躍に期待
2022年の高校生ドラフト市場で注目を集める存在が、高松商・浅野翔吾捕手(2年)だろう。豪快な打撃に加えて脚力も併せ持つ逸材として、中学時代は軟式のU-15にも選ばれた。当時のチームメイトとしてともに世界の舞台を経験したのが、西武台主将の青山廣大内野手(2年)だった。
現在も時折、当時のメンバーと連絡を取るという青山は173センチ、76キロと小柄ながら、がっちりとした体格を持つ。実家から近かったということもあり、西武台の門を叩き、1年生の秋から実戦を経験している。
中学まで軟式だったが、硬式に変わったことによる壁を感じるどころか「球が飛ぶので楽しかった」と高校通算7本塁打を記録している打撃は、早くから高校野球にアジャストできた。
特に自信があるのはインパクトの強さ。幼いころから身についていたというが、さらに確実に実現するため「いかに構えた時に脱力したまま、テークバックを取れるか」を課題にしているという。
指揮官の河野監督も「振り出しが速い」と認めている。脱力ができているからこその結果なのだろう。
現在チーム全体で取り組んでいるというインサイドアウトのバットの出し方にもこだわりを持っているが、主将としてはここまで結果を出せていないことに強い責任を感じている。だからこそ、チームの目標である「夏の甲子園出場」に対する思いは強い。
春以降、軟式U-15出身の逸材・青山がどんな活躍をみせるのか。
青山ら逸材を含めた西武台のチーム紹介は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネル内で配信されている。