来年の亜細亜大の入学予定者に注目!!投手も野手も4年後、プロを狙える逸材ばかり
左から右田稜真、遠藤慎也、小山翔暉
東都一部の強豪・亜細亜大。2016年春を最後のリーグ優勝から遠ざかっている。そんな中、来年入学予定は優勝を狙えるはもちろんプロも狙える選手が多く出てきた。高校野球ドットコム独断でピックアップしたい選手は以下の通りだ。
まず投手では
草加勝(創志学園)
遠藤慎也(京都翔英)
鍵翔太(神戸国際大附)
市川大晴(常葉大橘)
坂本一樹(岩倉)
の5名をピックアップした。まず草加勝は西純矢に次ぐ2番手投手だったが、最速146キロの速球を投げ込む右腕として注目された。
続いて遠藤慎也は140キロ後半の速球を投げ込む京都屈指の速球派右腕。遠藤の登板試合にはスカウトも視察に訪れたほどの選手だ。鍵翔太は近畿大会で最速145キロをマークした右の速球派。市川大晴も最速147キロの速球を投げ込む右の本格派だ。坂本一樹は2年秋、東京代表にも選ばれた左腕。135キロ前後の速球、キレのあるスライダーを投げ分けて勝負する技巧派左腕だ。
そして捕手では小山翔暉(東海大菅生)、永尾斗摩(尽誠学園)の2人に注目。小山は中学時代、U-15代表に選ばれ、塁間タイム3.9秒、高校通算30本塁打近く打っている長打力、スローイングタイム1.8秒台の強肩とスペック的には高卒プロ入りした捕手とそん色ない実力派。永尾 斗摩は高校通算30本塁打を超える強打の捕手だ。
内野手では高校通算30本塁打を超える強打の二塁手・水谷留佳(沖縄尚学)、好打者の小室智希(聖光学院)、松浦隆己(神戸国際大附)は高校生離れした遊撃守備、バットコントロールの高さが光る。
外野手も右田稜真(二松学舎大付)は東京代表に選ばれ、打撃練習では木製バットでも詰まりながら本塁打を連発していたスラッガー。強肩で、ポテンシャルの高さはドラフト指名級。そのポテンシャルの高さを常に生かせる技術を大学4年間で身に着ける。稲生賢二(愛工大名電)もU-15代表に選ばれた左の好打者。脚力も高く、総合力の高さは高校生トップレベル。古山 慎悟(東北)は高校通算20本塁打を超えるスラッガーで、逆方向にも本塁打が打ててさらに強肩。そして甲子園に出場した天井一輝(広島商)も抜群のスピードを誇る大型外野手で、強打の外野手へ成長する可能性は高い。
実力的には志望届けを出せば指名もあったかもしれない逸材が多く、大学4年でドラフト1位、上位も狙える逸材だ。
また今回の記事以外で挙げた選手にも実力が高いので、評価を逆転してプロ入りする可能性もある。
ぜひ4年後には多くの選手がNPB、硬式野球を継続できる選手が多く出ることを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
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