100回目の夏!京都の選手宣誓はプロ注目のあの主将!
「龍谷大平安高校1番」。この言葉に、会場はざわざわと反応しました。
昨日行われた第100回全国高等学校野球選手権記念京都大会の抽選会でのことです。
京都大会は毎年、本抽選番号『1』を引いた主将が選手宣誓を担当します。記念すべき100回大会の選手宣誓を引いたのは、龍谷大平安の松田憲之朗主将でした。
「宣誓は人生初です」と驚いた松田主将は、「100回大会で、こんなことは二度と経験できない。堂々と良い選手宣誓をしたいと思います」と抱負を話してくれました。
関連インタビュー
松田憲之朗(龍谷大平安)「平安のDNAを受け継ぐスラッガー。目指すは甲子園100勝」
この様子を嬉しそうに見ていたのは、抽選前に今年度の育成功労賞の表彰を受けた原田英彦監督です。松田主将が手にする『1』の札を写真に撮り、「憲ちゃん、持っとるな!」と笑顔で握手しました。そして、「練習試合の時、相手校の前で宣誓の練習をさせてみようかな」と冗談とも本気ともとれる口調で喜んでいました。原田監督になってからは、平安の選手が宣誓をするのは初めてとのことです。
原田監督の育成功労賞、松田主将の選手宣誓。これだけではありません。7月7日の開会式後の始球式は、平安OBで元阪神タイガースの桧山進次郎さんが務めることが発表されています。松田主将は、「桧山さんも来られるし、平安という縁を今年はすごく感じるなと自分の中では思っていたので、選手宣誓を引いたとき、これも縁なのかなと思いました」と感想を話しました。
100回大会で、あと1勝に迫った甲子園通算100勝の目標に挑戦する龍谷大平安。松田主将の開会式での宣誓、そして桧山さんの始球式が今から楽しみですね!
関連記事
■ 龍谷大平安「100回大会で節目の甲子園100勝を!」
■ 高校ページ 龍谷大平安
■ 選手名鑑 松田憲之朗主将
(文:松倉雄太)