明日、東京都準決勝!2試合の見どころを紹介!
日置 航 (日大三)
■11月の3連休は秋季大会のクライマックス!注目のカードを紹介!
東京都大会は準決勝を迎える。今年は明治神宮球場で開催され、16:00から東都大学野球リーグの亜細亜大対東洋大との優勝決定戦が行われる試合となっており、目白押しの好ゲームとなっている。
昨秋準優勝の日大三が、順当に勝ち上がってきた。今年も、破壊力抜群の打撃力は健在。打線の中心は、投打に能力が高い中村奎太、下級生の時から長打力を発揮してきた3番・日置航、4番大塚晃平を中心とした打線の破壊力はトップクラスだ。投手は絶対的なエースはいないものの、投手陣の1人1人の能力の高さは東京一。特に注目なのが最速145キロを計測する井上広輝だ。対する日大豊山は近年の野手陣の総合力はナンバーワンという評判の大型チーム。特に3番西村 達貴のベースランニング、4番平林昇季の長打力は必見だ。
佼成学園vs国士館
佼成学園は、クリーンナップを中心に長打力のある野手がそろい、破壊力は都内屈指。また投手陣では、右腕・青木翼に、左腕・中村 陸人と役者がそろい、強いチームとなってきた。対する国士館は早稲田実業を完封した石井峻太、準々決勝で16奪三振の快投を見せた井田 尚吾、最も速い草薙柊太とレフティートリオが試合を作る。打線も強力で、着実にチーム作りをしてきた。
ともに攻守ともに力があるが、佼成学園は試合運びの面で、力押しするところがあり、きめ細かさが求められる場面になると国士館に分があるかもしれない。ただどちらも、総合力は高く、爆発力は持っているだけにどちらに転ぶかは分からない展開といえるだろう。
◇4日(土)の試合
◇5日(日)の試合