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今年の近畿地区7校は強い!超強力戦力を7チーム徹底紹介!

2017.01.29

今年の近畿地区7校は強い!超強力戦力を7チーム徹底紹介! | 高校野球ドットコム

今年も近畿地区は強い!履正社、前年優勝の智辯学園、大阪桐蔭など7校の戦力を徹底紹介!

 第89回選抜高等学校野球大会の出場校が決まった。今年も力のある強豪校が甲子園に登場する。

 近畿地区の出場校は以下の通り。

▽近畿地区
履正社:3年ぶり7回目
神宮大会優勝の履正社は今年も戦力充実。投手陣では最速145キロ右腕・竹田祐、速球派右腕・田中雷大、左腕・松井百代の3枚看板に注目。打者では西日本最強スラッガー・安田尚憲、主将で近畿大会2本塁打の若林将平、強打の1番・石田龍史、強打の捕手・片山悠と打線の破壊力は今大会トップクラスの破壊力を誇る。さらに守備の精度を高めて、2014年の選抜であと一歩で届かなかった選抜制覇を目指す。

神戸国際大附:7年ぶり4回目
神戸国際大附は昨夏からの経験者がチームを引っ張る。エースの黒田 倭人は、球速は130キロ台ながら、キレのある変化球を持ち味にする左腕で、ピンチになっても動じない度胸の強さが魅力。また本格派右腕・岡野 佑大は角度ある速球が持ち味で、県大会・近畿大会で好投を見せてきた。打線は近畿大会2試合連続で本塁打を放った強打の捕手・猪田 和希が軸だが、近畿大会準決勝では大阪桐蔭に逆転勝利。しかもこの試合の5得点はすべて本塁打。また準々決勝の上宮太子戦では、バント・エンドランを織り交ぜてコールド勝ちしたように、硬軟織り交ぜた攻撃が持ち味だ。前回の選抜では岡本 健(ソフトバンク)、石岡 諒太(中日)の投打の軸を揃えて臨んだが初戦敗退。今年は12年ぶりの選抜4強を目指す。

大阪桐蔭:3年連続9回目
大阪桐蔭は3年連続の選抜。今年の投手陣の厚みは例年以上で、最速145キロの徳山 壮磨、経験豊富な140キロ右腕・香川 麗爾、最速148キロを計測する1年生右腕・根尾 昂、最速143キロ左腕・横川 凱と140キロカルテットで勝負する。また打線は4番を打つ根尾が広角にも本塁打を打てる長打力を持ち、1番~9番まで長打力のある選手が揃い、戦力の総合力の高さは全国トップクラス。ここまで選抜8回出場し、16勝7敗と安定した実績を誇る大阪桐蔭。今年はさらに勝ち星を増やす戦いぶりを見せることができるか。

滋賀学園:2年連続2回目
滋賀学園は1年秋からエースだった神村月光の復調が不可欠。2番手・棚原 孝太が成長を見せているだけに、2本柱として活躍すれば強力な投手陣となるだろう。打線は昨年以上の破壊力。1番眞藤 司、2番小浜 崚史、3番後藤 克基、4番武井 琉之、5番知念 良智まで本塁打を打てる長打力を持っており、また下位打線も勝負強い打者が揃っている。初出場となった前年の選抜ではベスト8。今年は優勝を目指し、総合力を高めて、2度目の選抜に臨む。

智辯学園:2年連続11回目
2年連続選抜優勝を狙う智辯学園。前年よりも戦力は強力だ。エースの智辯学園 松本 竜也は、最速143キロのストレートとスライダー、フォークをコンビネーションにする本格派右腕で前年のエース・村上 頌樹よりも馬力で上回るものがあり、注目だ。さらに選抜優勝を経験した強打者コンビ・福元悠真太田英毅はさらに進化。福元は高校通算35本塁打まで伸ばし、年末の台湾遠征では木製バットで8安打を記録。太田も台湾遠征の興農大附戦で5打点を記録している。
この2人が先頭となってチームを引っ張り、再び甲子園で伝説を残す。

報徳学園:3年ぶり21回目
今年はスラッガー・篠原 翔太神頭 勇介片岡 心のクリーンナップに加え、大型ショートストップ・小園 海斗と野手陣の力量の高さは全国トップクラス。また守備力は高く、特に遊撃・小園、二塁・片岡との二遊間コンビは注目だ。
投手陣は制球力の高さが光る西垣 雅矢が粘り強い投球で、厳しい兵庫県大会、近畿大会を投げぬいてきた。あと一本の勝負強さを求め、上位進出を狙う。

・奈良高田商:23年ぶり3回目
奈良高田商エースの古川 響輝は、130キロ後半の速球とキレのある縦スライダーのコンビネーションで勝負する本格派左腕で、敗れた履正社戦でも7三振を奪う好投を見せた。また奈良県選抜にも選ばれて先発をするなど国際大会の経験もあり、全国舞台で活躍が期待できる好投手の一人である。また同じく奈良県選抜に選ばれている上田 有輝山崎 智也の活躍にも期待がかかる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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