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【センバツ】鹿児島実業が5年ぶりの選抜!学校創立100周年の締めくくりは全国制覇!

2016.01.29

【センバツ】鹿児島実業が5年ぶりの選抜!学校創立100周年の締めくくりは全国制覇! | 高校野球ドットコム
喜ぶ鹿児島実業ナイン

鹿児島実業が5年ぶりの選抜!目指すは20年前の選抜制覇!

【センバツ】鹿児島実業が5年ぶりの選抜!学校創立100周年の締めくくりは全国制覇! | 高校野球ドットコム

帽子を飛ばす鹿児島実業ナイン

 第88回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校を決める選考委員会が1月29日あり、出場32校の顔ぶれが決まった。鹿児島からは鹿児島実が5年ぶり9回目となるセンバツの切符を手にし、昨夏の選手権に続いて夏春連続の甲子園出場が決まった。鹿児島勢のセンバツ出場は6年連続となった。

 鹿児島市の同校に朗報がもたらされたのは午後3時40分ごろ。中釜 一喜校長が委員からの電話を受け取り「ありがとうございます。謹んでお受けいたします」と答えた。この日は学校の入学試験があったため、1、2年生野球部員69人は体育館地下の剣道場に待機。中釜校長から出場決定の連絡を受けた。

「5年前に出た時はベスト8、20年前は優勝だった。学校創立100周年の締めくくりをぜひ全国優勝で」と中釜校長が激励し、全員で万歳三唱して出場決定を祝った。

 今年度創立100周年の鹿児島実にとっては夏に続くうれしいニュースだ。久保 克之総監督は「天の恵みでしょう」と喜ぶ。20年前は80周年の締めくくりで鹿児島勢初の全国制覇を成し遂げた。このときは正月の全国高校サッカー選手権でも鹿児島実が優勝(※静岡学園と同時優勝)し、サッカー部と野球部で「アベック全国制覇」した年だった。100周年の締めくくりを紫紺の優勝旗でと周囲の期待も大きいが、「まずは目の前の一戦に全力を尽くすことが大事」と兜の尾を引き締めた。

 鹿児島実昨秋の鹿児島大会を制し、九州大会で4強入りした。不動の4番・綿屋樹主将(2年)を中心に強力打線が看板のチーム。綿屋を軸とし、相手投手に合わせて、幾通りもの打順を組み替える。

 各打者の打球は冬場のトレーニングでかなりパワーアップしたが「綿屋の打球は別格」と宮下正一監督。1年前から取り入れている食事トレーニングの成果もあって、体脂肪率が下がり、筋量が増えた。宮下監督からは高評価だが、綿屋本人は「まだまだ大した打者じゃない」と気持ちを引き締める。

 攻撃力が持ち味のチームだが、宮下監督は大会のカギは「投手力」とみている。右上手の丸山 拓也(2年)、右下手の谷村 拓哉(2年)、タイプの違う両右腕が柱となる。丸山は「プレッシャーもあるが、自分たちはどこの学校にも負けない練習をしてきた。メンタル面がカギ」、谷村は「打線がいくら点を取っても投手が点を取られたら意味がない。しっかり押さえられる投手になる」と意気込みを語っていた。

 センバツまでに「チームの一体感を作っていきたい」と綿屋主将。一体感を作るべく日ごろから細かくミーティングをするようになった。この日全員が髪を剃って統一したのもその表れ。3日前に2年生が剃り、前日に1年生もそれに習った。「まずは2年生が率先し、1年生を含めたチーム全体を引っ張っていく」(綿屋主将)姿勢を示した。

 5年前に、センバツでベスト8入りしたチームは、昨年のドラフトで西武入りした左腕・野田 昇吾を擁し、投打に高いレベルでまとまったチームだった。現チームにとって「憧れの存在」(綿屋主将)。宮下監督は「あのチームからすると力はまだまだ」としながらも「何かきっかけをつかむと予想もつかなかったような意外性や、伸びしろを持っている」と期待する。綿屋主将は「夏のためのセンバツにする。全国の強豪と一戦一戦試合をするごとに様々なことを吸収し、結果として優勝できているような大会にしたい」と意気込んでいた。

(取材・文 政 純一郎)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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