木次 志颯選手 (上田西)

木次 志颯

球歴:上田西

都道府県:長野

ポジション:外野手

投打:右 / 左

学年:卒業

上田西の強肩右翼手、入学当初はスローイングに自信はなかったが、今は立派な武器に

<第105回全国高校野球選手権記念大会:土浦日大8ー3上田西(延長10回タイブレーク)>◇6日◇1回戦◇甲子園

 夏の甲子園の開幕戦。上田西(長野)の右翼手・木次 志颯外野手(3年)の強肩ぶりが光った。

 1回には本塁に行かせないスローイングを見せ、9回には勝ち越し点を狙った土浦日大の二塁走者を本塁で刺す抜群のスローイングを見せた。

 遠投100メートルというが、入学当初はそこまで強肩ではなかった。2年冬の練習で、徹底してフィジカルを強化し、スローイングを見直した。

 「軸足と腰を使って、その勢いで投げるスローイングにした。フィジカル強化と、低く強い送球を投げることの意識付けで良くなったと思います」とスローイングの成長を語る。

 チームメートにも刺激を受けた。投げては最速149キロを誇る、ドラフト候補の横山 聖哉内野手(3年)や、遠投110メートルを誇る中堅手の黒岩 大都外野手(3年)の存在も大きかった。

 卒業後も大学で野球を続けるという。「今のままでは悔しいまま終わりなので、しっかりと切り替えて準備したいと思います」。

 甲子園で自信をつけた強肩外野手は、次のステージで自分の武器にさらに磨きをかける。

更新日時:2023.08.06

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