林田 滉生選手

林田 滉生

球歴:

ポジション:遊擊手

身長:175.0 cm

体重:73.0 kg

ボールスピード:133 km/h

学年:卒業

寸評

マックス149キロ右腕・菅谷 翔太との二枚看板で活躍してきた本格派右腕である。マックス147キロのストレートに4種類の変化球を織り交ぜる。最後の夏は3試合に登板。防御率1.32と安定した成績をた。卒業後は菅谷と共にBCリーグ・福井ミラクルエレファンツでプレーすることになった。最後の夏の投球を振り返っていきたい。 (投球スタイル) ストレート マックス 140キロ前半ぐらい 常時135キロ~140キロぐらい スライダー シンカー フォーク カーブ マックス147キロと呼ばれるストレートは、確かにアベレージで130キロ後半は計測していそうだ。バックスピンがかかった良いストレートを投げており、手元で伸びている。変化球はスライダー、シンカー、フォーク、カーブと多彩。得意球はスライダーか。スライダーはストライクで放れる制球力はあるし、フォークも難なく操ってくる。打者によってカーブ、シンカーも使い、バリエーションの広い攻めを見せている。 (クイックタイム) 1.1秒~1.2秒台と素早いクイックを見せている。牽制もしっかりと入れるし、フィールディングの動きも良く、身のこなしの良さが光る。 (打者への攻め) ・右打者 外角中心にストレート、スライダーを中心に投げ分けていく配球。内角にも攻めることはできているし、打者によってフォーク、シンカーを使いながら抑えている。右打者の攻めは多彩。 ・左打者 外角中心にフォーク、シンカー系統を使いながら抑えていく傾向。ただ左打者にはストレートが高めに浮く傾向があり、痛打されることが多い。 (投球フォーム) ワインドアップから入る。左足を真っ直ぐ上げていき、軸足はしっかりと立つ。左足を二塁方向に送り込み、お尻をホーム方向へ落としていく。捻転動作を維持しようとするが、開きを抑えるためかインステップをしている。左腕のグラブを真っ直ぐ伸ばし引き込んでいくが、もう少し大きく使いたい。コンパクトにテークバックを取り、しっかりと肘を上げていく。腕の振りはしなやかで、胸の張りもよく、上半身の使い方は綺麗だ。フィニッシュを見るとインステップなため腰が詰まり前へ押し出すことができず、踏み込み足の膝が突っ張ってしまっている。全体的にはまとまった投球フォームをしている。特に上半身、右腕の使い方は綺麗だ。課題は下半身のひ弱さ。下半身が強化することで、投球フォームはさらに安定したものになっていくだろう。
更新日時:2011.01.16

将来の可能性

投手としての完成度は菅谷以上。伸びのある直球を投げるフォームの良さ・多彩な変化球を操るセンスの良さ。体格的には恵まれていないものの、投手としてのセンスは高いものがある。独立リーグで続けることになったが、プロを目指す上では良い環境といえるだろうし、元プロの指導者から指導を受けられるのは彼にとってもプラスだろう。小柄を補うためにトレーニングをもっとしてもらいたいと思う。フィジカル面の成長があるだけで球速はかなり上昇していくタイプであろう。ぜひ数年後には菅谷と共にドラフト候補に成り上がる活躍を見せてもらいたい。
更新日時:2011.01.16

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