西田 瞬選手 (浦和学院)

1年生とは思えない落ち着きとスイング、浦和学院の4番に末恐ろしさを覚えた

＜第105回全国高校野球選手権記念大会：仙台育英19－9浦和学院＞◇6日◇1回戦◇甲子園 浦和学院（埼玉）の粘りは届かず仙台育英（宮城）に敗れたが、頼もしい1年生が甲子園で躍動した。 4番に座った西田 瞬内野手（1年）は初甲子園の試合で、4打数2安打2打点の活躍。仙台育英が誇る投手2人から1安打ずつを放って見せた。どっしりとした構えから、鋭いスイングで乾いた快音を響かせる。とても1年生と思えないスイングだった。 1打席目こそ三振に倒れたが、2打席目には思い切り引っ張った打球が左翼線への適時二塁打となった。3打席目は強烈なライナー。遊撃手の真正面だったため併殺となってしまったが、投手はヒヤリとしたに違いない。4打席目は左前に適時打を放って再び打点を挙げた。 仙台育英の投手が外角球で誘いをかけるが、変化球でも直球でもボール球には手を出さない。選球眼の良さも1年生とは思えなかった。そしてストライクを取りに来た球を痛打していた。 一塁を守る西田のほか、7番・遊撃手の石田 陽人内野手も1年生。二塁手の