青木 慶悟選手

青木 慶悟

ポジション:三塁手

身長:173.0 cm

体重:68.0 kg

寸評

来年の4月に中津工と統合され、中津東として生まれ変わる中津商にとっては最後の夏。全校生徒74人、男子生徒14人、野球部員はわずかに10人という厳しい状況にもかかわらず、プロ球界も注目する右腕は君臨した。 昨秋の九州予選では初戦の由布戦でノーヒットノーラン。続く2回戦で、この大会で準優勝する強打の大分に敗れたものの、奥村政稔は13奪三振を記録。これを意地とか抵抗とかいうドラマチックな言葉で括るのはいかがなものか。奥村のポテンシャルが発揮されただけのことなのである。 ワインドアップからの最速147キロに加え、用途に応じてスピード差をつける2種類のスライダー。これにカーブ、フォークというスピード感溢れる縦変化をからめ、ふた桁奪三振は当たり前の奥村。
若干の線の細さが気にはなりました。しかし、握力が65(右)/64(左)、背筋力が驚異の208kg、遠投が115m、さらには50mを6秒1で駆け抜けるというフィジカルの強さがズ抜けています。 正確面も、エースらしく自己主張が激しい奥村ですが、野球選手としての向上心も非常に強い。取材中も、こちらに対して積極的な逆取材を仕掛けてくるんです。「●●高校の誰はどういうふうに凄いのか」、「●●高校の誰はどんな練習をしているのか」、「誰のスライダーはどんな変化をするのか」といった具合に。そんな野球選手として成長したいという姿勢や向上心も持ち合わせている。
更新日時: 2010.07.16

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