西澤 剛選手 (川口市立)

href="https://www.hb-nippon.com/tag-link?title=川口市立&type=sp_team">川口市立は埼玉県でも屈指の人気校として知られている。充実した施設で過ごす学校生活や、部活動に魅入られた学生が、川口市立の門を叩いてくる。 そのなかに逸材が1人。1年生ながら9本塁打まで積み重ねてきた西澤 剛内野手だ。 「中学はアベレージヒッターだったので、ここまで打てると思っていなかった」。自身も驚きの結果をもたらしたのは、打撃フォームの変化だった。入学当初は上からたたく癖が強かったが、「地面と平行に振ってみたらどうだ」とレベルスイングを勧められ、ヤクルト・村上

宗隆内野手（九州学院出身）を参考にしてフォーム固めをしてきた。 徐々に弾道が高くなり、5月頃にはホームランが出るようになり、9本塁打まで積み重ねることができた。 足を小さく上げてトップを作ると、滑らかなレベルスイングで捉えていく。力感のない打撃フォームながら、バットをしなるように使い、痛烈な打球を飛ばしていく姿はスラッガーそのものだった。 守備でもセンスを感じさせる逸材は中学時代、川口リトルシニアでプレーした。同級生にはシニア元日本代表で、現在は