佐々木 明都選手 (学法福島)

ソフトバンク育成6位指名の福島の146キロの本格派右腕に大きな可能性。ソフトバンクの環境で大化けなるか

昨秋から福島県内では話題となっていた佐々木 明都投手（学法福島）。本格派右腕で、183センチの長身から繰り出す速球は最速146キロをマークする。今年のドラフトではソフトバンクから育成6位指名を受けた。 何より目につくのはフォームの良さ。左足を高々と上げながらも、右足の膝を適度に曲げてバランスよく立つ。その後、左足を遊撃手方向へ送り込んで行きながら重心を下げていき、着地を行う。その後、右腕は内回りの旋回をしていきながら、テークバックを取っていき、右肘をしっかりと上げて振り下ろす。上半身、下半身と連動した投球フォームによって、回転の良い直球を投げ込むことができる。 変化球もスライダー、フォーク、チェンジアップなどを持っており、器用な投手である。 まだ伸びしろたっぷりの逸材。ソフトバンクの環境下ならば、150キロ到達の可能性もある。3軍、2軍で圧倒できる投球スキル、球威を身につけることができるか注目だ。