吉村 優聖歩選手 (明徳義塾)
短評
試合レポートから抜粋 それでも明徳義塾はフルメンバーで臨んだ高知相手に延長13回・タイブレークを制した。その第一要因は馬淵 史郎監督が「下級生の投手たちがよく頑張った」と評した2年生2投手である。 「監督さんから『腰が横回転なので腕の位置を下げてみろ』と言われて2月にサイドスローに変えた」先発左腕・吉村優聖歩(左投左打・179センチ72キロ・熊本中央ボーイズ<熊本>出身)は、球速こそベストに6キロ届かない最速129キロながら、エジプト人の父を持つ身体能力を活かした右打者内角へのクロスボールと、スライダー・スラ―ブ・スクリュー系チェンジアップを駆使し、9回3分の2・120球を投げて4安打・9奪三振・3四死球。失点も5回裏二死一塁から高知9番・田野岡 脩人(3年・遊撃手・右投左打・175センチ64キロ・高知市立潮江中出身)に右翼線適時二塁打を喫した1点のみに封じる。
更新日時:2021.08.15