南澤 佑音選手 (天理)
短評
試合レポートから抜粋 一方、天理の大型右腕・南澤佑音も技巧派チックの投球だった。常時130キロ〜136キロ程度で、120キロ前後のスライダー、チェンジアップ系統のボールを丁寧に投げ分ける。ものすごいストレートを投げるわけでもなく、三振が奪える変化球を投げるわけでもない。 ただ、奈良県大会の投球を見ると、結構荒れていたと聞いたので、ここまでテンポ良く、技巧派の投球ができるのは驚きだった。南澤は腕の位置を下げた。本人はサイドのつもりで腕を振って、リリース位置はスリークォーター。これがしっかりとハマり、ストレート、変化球ともにコントロールがよい。 中村監督は「今日はエース・4番・主将の活躍に尽きる試合。この3役が活躍してくれれば、良いゲームになりますし、接戦になる。特に南澤は良かったですね。3位決定戦から少しずつ立て直して、その1週間後の近畿大会突入ということでさらに良くなっていました」と今年の核となる3プレイヤーを称えていた。
更新日時:2022.01.18