宮下 朝陽選手 (北海)
技術的な面を見ていくと、現在はタイミングの取り方を課題に掲げながら練習に取り組んでいる。そんな宮下は夏の大会では4番を務めていたが、新チームからは1番に座る。「先頭として出ないといけない時は出塁を考えますが、それ以外は4番の時と変わらない」と意識を変えることなく打席に入っている。
最大の持ち味は力強い迫力あるスイングを活かしたバッティング。バットを真っすぐ立てたまま肩と同じ高さにバットを構えて、テイクバックを取ることなくすり足でタイミングをはかり、そのままの位置から手元まで引き寄せたポイントまでバットを出していく。
最後まで振り切って打球を飛ばしていくが、特徴的なのが重心をしっかりと前へ運ぶこと。一見すると突っ込んでいるようにみえるが、そこには宮下なりの考えがある。
「上半身と下半身が同じ動き方をしないと動きにズレが出てきて、打球が飛ばないのでヒットにならないんです。だから全身を使ってバッティングすることを心がけています」
更新日時：2020.10.10
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